宮崎さんがどこまでも前を向いて歩くゲルダのたくましさやひたむきさを賛辞していたけれど、私はもう少し綺麗事もあってもよかったかなあと思いました。トナカイのところとか。でもそれだから強い思いが表れるんだ…
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スパシーヴァ!ゲルダの冒険
1957年作品。シンプルで台詞も控え目なロシアアニメーション。
動きの滑らかさと世界観の柔らかい運びに驚いた。
雪の女王によってつれさられたカ…
当時のアニメーションのクオリティの基準はイマイチ掴めていないのだけど、当時のソ連製のアニメーションというが想像以上に滑らかな動きでちょっと驚いた。これがスタンダードだったのか??
最後はご都合主義や…
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主人公の少女ゲルダが、友人カイを助けに行くために、身につけている一つ一つを手放していく。
「靴を川にあげるかわりにこの舟を導いておくれ」と願う心はとても健気で、まっすぐな気持ちが伝わってきます。
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若き日の宮崎駿が魅了された作品。わかる気がする。
人間、動物、自然、全ての動きに命が吹き込まれている。力強さもあり、しかし柔らかさも感じ、寒さや風の強さまでも感じとれる映像にトリハダ。今の時代のア…
きわめて純度の高い作品。何もかも捨てて、裸足になってでも大好きなカイを連れ戻そうとするゲルダの想いは、もはや言葉では語りつくせないひたむきさがある。山賊の娘とのやりとりが特に印象的。もう一度、見返し…
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