戸田真琴がドラマを撮りたいわけでは無い事がわかった。
話を聞いてもらいたいだけだと。
それは表現する人の基本。
凄く即物的にな内容なだけに、大森靖子の歌を借りた、ワンクッション入ったMVが一番伝わ…
言葉も画も音楽も、
それだけを切り取れば永遠のように感じるそれらが、
映画となってそれぞれに触れ合った時に「瞬間的な何か」になって、私たちを通り過ぎていった。
「瞬間的な何か」は感情だった。
純粋で…
3本の短篇から成る連作集。
ただ伝わるのは眩しいほどの青さで、今の自分にはnot for meかも、というか、20歳前後のころの自分ならものすごく刺さったのだろうなと観た直後には思ったけれど、上映…
このレビューはネタバレを含みます
傷ついた自分と、これから傷つくかもしれない自分を「美しさ」で肯定され、再構築する未来は明るいと、さらに背中を押してもらった。
以下はトークショーで記憶に残った言葉と、上演後に監督と少しお話できた…
このレビューはネタバレを含みます
全編通して画面作りがきれいで懐かしい光に溢れていてそんな記憶ないのにもう失われてしまったものを思い出したように胸が痛んで、でもそれが気持ちよかった。1話。入れ代わり立ち代わり2人の少女の役割が変わっ…
>>続きを読む私にとっての永遠はずっと続けばいいのにといつまで続くんだろうだった。過ぎ去ってしまったからといって、感受性が削り取られるわけではないこと。寧ろ経験値が増えて研ぎ澄まされたり、必要のない痛みを手放すこ…
>>続きを読む©︎Toda Makoto