今作の監督である戸田真琴さんを知ったのは、多分最初はInstagramだったと思う。
なんの投稿だったのかは忘れたけど、彼女のアカウントをフォローして、投稿を幾つか見ているうちに、noteの方でも記…
戸田監督に感想言えたの嬉しかった
映像がとてつもなく綺麗。
でも映像に引かれて見入ると、ツラくのし掛かるセリフに押し潰される。
でもそれらはきっとどこかで役に立つのかもしれないと思うようなセリフ…
このレビューはネタバレを含みます
過剰に見えるセリフは私たちの勝手につけた基準で推し量っただけのものにすぎない。
そう言っていたが、過剰なセリフに加えて、何か映像的なアイデアが欲しかった。どうしても劣っている構図やカメラワークが気に…
都会のバイト先あるあるを思い出した。役者の卵、クリエイターの卵が働いていて、誘われるまま上映会を見にいくとシュールで下手なものを見せられる。ロビーに出ると身内同士の挨拶が始まっている。
この映画はま…
ストーリーを完全に理解することはできなかったけれど、3本の作品を通してその中の映像や紡ぎ出される言葉から儚さや孤独のようなものを感じ取ることができた。今にも壊れてしまいそうな人間の脆さや夢現な世界観…
>>続きを読む見慣れた景色も尊く美しく見えることがある
視覚を脳で再構成する時に毎回違う像を描くから
人の頭にあるのは記録ではなく記憶
それを正しく他人に伝えることはできない
記憶はテキストより映像に近い
…
このレビューはネタバレを含みます
言葉にするのが苦しくて、ただ涙が止まらない。そんな自分がすごく嫌だった。でも。
本当はわかっていたのに、気づいてないフリしたあの時の痛みも、誰にもわかってもらえないと隠した心情も、描きたくて見続け…
戸田真琴、というひとりの人間を、わたしはとても愛している。
わたしもね、傷ついていたよ。「ふつうにかわいいじゃん」なんて。わたしは、わたしの気持ち悪いところ、汚いところ、残酷なところ、弱いところ、そ…
©︎Toda Makoto