このレビューはネタバレを含みます
話の半分くらいは、横文字が多く理解できませんでした。
東大で1000人の学生を相手に話している三島は、とても楽しんでいるように見えました。また、三島が上流階級だからかわかりませんが、穏やかな話し方に…
三島由紀夫は言葉というものの有意性を強く信じていた。言葉の持つ力と、それが人に触れた時に起こる純粋な魂の熱情を誰よりも信じ、そこに全てを懸けていた。
芥さんが「言葉に力があった時代の最後だった」と…
言葉で社会を変えること。世界を変えること。言葉の有効性。私は三島由紀夫のような天皇好きでもなく、右寄りでもないのですが、どこかシンパシーを持ってしまう理由がよくわかりました。ただのおもしろ切腹おじさ…
>>続きを読む学生運動があったこととか知識としては知っていたけれど、映像で観ると日本にもこんな時代があったんだな、とびっくりするというか信じられない気持ちになる。今の日本からは想像できなくて。
そして、私が生まれ…
三島由紀夫は天皇=完全無欠な美みたいなもののメタファーとして、遠く在るべきものとして捉えていて、それに自己を近付けようとしてたんやないかなあ…
やからこそ戦後の天皇の在り方には必ずしも肯定的ではない…
まず、なされた討論の理解を深めようという授業のようなドキュメンタリーかといえばそうでもありません。予告ではエンタメ色が強調されておりましたが本編も予告通りの印象を受ける内容です。予告を観てわくわくし…
>>続きを読む50年前の日本はここまで過激でここまで真剣に国の行く末を憂い、革命を起こそうとしていたのか。
それと比べると、いつから日本人は政治に無関心に、傍観者に、情熱を持って声を上げることをやめてしまったのだ…
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs 東大全共闘 50 年目の真実」製作委員会