1969年 言葉という媒介が力を持っていた最後の時代だという。
右に着く三島と、左に着く全共闘。
各々が確固たる意見を持ち、ロゴスを武器に火花を散らす彼らの迫力に目を奪われないではいられなかった。
…
こんなに知的インパクトがあって、濃密なドキュメンタリーは見たことが無い。
解説も加わっていて随分わかりやすくなっていたけれども、それでも三島由紀夫と学生の間で交わされる言葉に食らいついていくのに必死…
このレビューはネタバレを含みます
想像した雰囲気とは違っていて少し驚いた。
論破するのではなく説得しようとしていたのでは?と指摘されていたように、ユーモアを交えて歩み寄りつつ、その過程でぶつかる主張を戦わせる様は見ていて面白かった…
内容は非常に興味深い。関係者や学者、作家による三島由紀夫や討論に対する考察、見解が内容をより面白くさせていた。
三島由紀夫という人間について、深く知ることができた。器の大きさ。天才さ。
三島由紀…
感じたことが多すぎてまとまらない。というか、知識も見聞も足りない自分の言葉では到底上手く語り尽くせはしないだろうから、野暮な感想を書くのは控えめにします。
三島由紀夫という人物は想像以上にユーモア…
想像してたのと違ってたけど面白い!
学生運動全盛期の東大に三島由紀夫が単身乗り込んで、全共闘と対決する。
三島由紀夫 vs 東大全共闘
1人 vs 1000人
右翼 vs 左翼
保守 vs …
三島由紀夫氏の色気に圧倒された!
討論会の前半の理論をこねくり回している部分は聞いてるだけで脳みそがカーッと熱くなってきたところに、良きタイミングで挟まれる平野さんや内田先生の解説、絶妙に助かります…
右翼・左翼の枠に嵌らない、それぞれの思想・主張がぶつかり合う「熱」が確かにそこにあった。
1969年5月13日、東大駒場キャンパス900番教室で行われた三島由紀夫VS1000人の東大全共闘の討論会は…
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs 東大全共闘 50 年目の真実」製作委員会