ヤクザ映画が好きだ。
60年代には全共闘が高倉健残侠伝に自己投影をし、70年代には菅原文太実録路線がうわべを取り繕った管理社会に銃弾を撃ち込んだ。ヤクザというモチーフが強烈な批判性を持っていたのだけ…
1.はじめに:井筒和幸監督との相性
❶井筒和幸の初期の作品は観ていない。
➋著名な監督なのに珍しいことだが、多分、出張、海外駐在等が重なって機会がなかったのだろう。
➌初めて観たのは、2003年公…
悪くは無かった。
2時間飽きずに見れたということはそういうこと。
ただ他の指摘にもあるように2時間半で1人の生涯を群像劇的に表現してるためどうしても一つ一つのエピソードが弱い感じが否めない。
結果、…
戦後の貧しい子ども時代から始まる。母親は幼いころに亡くなり、それから父親も亡くなった。兄がいたが、どこに行ったかわからない。で、ヤクザになるしかない井藤正治(松本利夫EXILE)。
群像劇と書かれ…
関係性とか台詞が聞こえにくくて全然話についていけなかった。でもみんな達者で迫力があった。井筒さんの画はなぜか懐かしさと心地よさがあって、変に音楽が入ってなくても全然観れる不思議な魅力があるって気付い…
>>続きを読む2時間半近く、一時も退屈しなかった。これだけで凄いことである。
井筒版「ゴッドファーザー」だが、日本に置き換えた時にダサくなるのも構わず堂々とやっているのは良かった。パーティーシーンの貧相さが逆に…
結構期待値高めで観に行ったんだけど俺はダメでしたねぇ。なんかノレなかったな。面白かったかつまんなかったかで言えばまぁ面白い方だったと思うがなんかこの映画好き! って感じにはならなかったんですよねぇ……
>>続きを読む井筒和幸監督の8年ぶりの最新作。
K's cinema、シネ・リーブル池袋と都内2館の上映というのはあまりにも勿体ない。
良くも悪くもヤクザ映画ジャンルで観る人を選びそうではあるけど、
昭和史…
2020年12月 Ksシネマで
【とにかくいい顔だった】
今作出ている俳優のほとんどがあまり有名じゃない人ばかりであったし、顔を見たことがある俳優さんも他の作品で脇役として見る人ばかりであった。…
チッチオフィルム