ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダンのネタバレレビュー・内容・結末

「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ご健在とは知らなんだ。97歳お元気そうで。
改めてブランドとして名前は聞くが、どういうコレクションかは実際はよくわかってなかったので、こういうデザインなのかと知ることができたし、手広く色々作られていたのにも驚いた。とても意欲的な人だった。デザインは特異でモダンで、時代を感じさせないので、コレクターがいるのも頷ける。
ドレスアップはしているが、ノータイだったから入店を断られたお店を買収してオーナーになり堂々と入店をしたのには、本当にそんな事をする人がいるのか、だった。それもマキシム・ド・パリだもんな…。
[知らなかったこと&驚いたこと]
○ピエールカルダンはフランス人かと思ってた
○ソ連にはファッションが存在しなかったこと
○数十年前のことなのにモデルは女性しか存在しなかったこと
○そしてその初の男性モデルはピエールカルダン本人なこと
○ブランドをライセンス契約していったパイオニア

現在では定番のような様々なことがピエールカルダンから始まったのだと畏敬の念を抱かずにはいられない。

インタビュー形式の映画はこれまでいくつか鑑賞してきたが、一番楽しめた作品でした。
それもインタビューの切り貼りではなくて、インタビュアーは台本を読んでいたのかの如く時系列も追ってスムーズな流れで進んでいったことと、(編集の技なのかも)ファッションショーなどが随所に挟み込まれてあって、動きやまさに「カラフル」な色彩に飽きが来ない、場面転換も兼ねていて目で楽しめたからでは、と感じる。

先日、ギャルソンのデザイナー川久保玲さんのインタビューを拝見したが、会社員であればとうに引退してる年齢なことなど感じさせない、カルダン同様に生涯仕事に没頭する姿は憧れずにいられない。

残業と上映開始時間を間違えて覚えてたことが重なって冒頭5分位見逃してしまったのが残念で後悔…

2020.12.29 R.I.P
『ライフイズカラフル』観賞。オートクチュールが当たり前だった当時のハイブランドのおいて、プレタポルテを開拓したピエール・カルダンの伝記映画。欧米中心だった当時のファッション業界において、さまざまな人種をモデルとして起用し、ソ連や中国などでもファッションショーを行った。ファッション業界における偉業の数々を成し遂げた彼の功績に驚きはするものの、映画的には伝記以上の発見はなかったかな。
知らないことをたくさん知れて本当に良かったです。ゴルチエの系譜はかっこいいなとは思っていましたがその前にChristian DiorやCardinも絡んでいるとは初めて知りました…
僕の好きな30年代のパリジャン達 コクトーやスキャパレリ等の錚々たるお方々に影響を受けてそれがきっかけで…って本当に繋がっているなと思いました。
世界的に見る視野の広さや家具を作ることはだったり…
プレタポルテへの挑戦やライセンスなど誰もやっていないことをやる 挑戦する心意気も素晴らしいです…
本当に尊敬でしかありません…
僕も万里の長城でコレクションしたい!
ピエールカルダン
新しいこと、モダンを追求することは即ち常識を打ち破ることに繋がる。
 カルダンは多種多様な人種のモデルを起用したり、初の男性モデルのランウェイを行った。今まで超富裕層しか楽しめなかったファッションを民衆のために普及させた。そうした活動はデザインを通した社会的メッセージに繋がっているし、結果として世界に大きな影響を与えている。けれども彼の作品やメッセージは意見を押し付けたりせず、自由を提供し、そして彼がそれを心の底から楽しんでいる。世界中から愛されてる理由がわかるよね!一気にカルダンのファンになりました!!!

ある日彼が新作の服を着て(蝶ネクタイなどない)老舗マキシムに行ったところ入店を拒否、その20年後にマキシムを買収し今もオーナーというずば抜けた復讐がかっこいい!!笑
出てくるインテリア、ファッションなどがモダンで全部キマってる
プロダクトデザインな~
ファッションより演劇への思い入れが強かった、そうなんだなと
劇場をあらゆる芸術的表現が集結する場所というようなことを言っていたな


デザイナーの仕事は丹念にドレスを作ることじゃなくて世の中を変えること

お金は使わなければ無意味

円形というのは完璧なフォルム、円形は継続する


高田賢三 森英恵 グオ・ペイ、ビートルズからの話

ソ連にはファッションがなかった、服がダンボールみたいな素材だったみたいな話が初耳

マルキドサドの城が映ったけど、あれ良かった、行きたい

もっと求めすぎても良いんだ!となる

退屈だったからとかじゃなくて、眠気に襲われながら前半は観たので時間おいてまたみようかな
ただのファッションについてのドキュメンタリーだと思っていた。ピエールカルダンといえば、かつてはいろんなものにロゴがついていて、安っぽいブランドなんだなあと思っていた。だがそれは自分の資金にするための策。誰にもお金を借りることなく、自分のブランドを支えていた。
そして、得た富を次なる演劇や家具。いろんなものに投資してゆく。お金の使い方、回し方についても驚かされた。
もちろんファッションも古臭さを感じさせない。そして彼の顔も良い顔になっていると思う。
20世紀だった頃、
ライセンス商品がそこかしこに氾濫しており、
その中でもどうでもいいデザインに
ブランド名やロゴをプリントしただけにしか見えない上に
商品数が多すぎるカルダンとレノマを忌み嫌っていた。
自分から手にすることは一度もなかったが、
贈答品などで家に入り込んできては
親が使い始めて日用品を侵食してくるのが不快だった。

なので、予告編を観たときに
カルダンの作っている服が素敵でとても驚いた。
本編に出てくるものは服も小物も調度品も
多くが素敵と思えるものだった。
凝りに凝った映画衣装、
斬新なジャケ写衣装、
どれもが目を惹き付けるコレクションライン。
未来感あるデザインと温かみのある色の調和。
パーソナルカラーで言うと秋と冬の人によく似合いそう。
コントラストの強い色使いでも目に痛くない。
ショーではひとつのデザインをいろんな色で作り
集団で魅せるのが得意だったっぽい。
発表から50年以上経った今でも
未来感を感じさせるものがあって本当にすごい!

プレタポルテの先駆者と強調されているのに
そのプレタポルテの服があまり出てこないことが不満。
言ってしまえば映画やコレクションの服が素晴らしいのは
それだけ手間暇予算を掛けているのだから当然のこと。
それを一般の人々が着られるよう落とし込んだ
プレタポルテがどうなのかをもっと観たかった。
どのブランドも大概は、
コレクション>オートクチュール>プレタポルテ>ライセンス
の順に素敵度が下がっていく。
このプレタポルテ以降のクオリティをどれだけ保てているかを
もっと知りたかった。

カルダン本人はとにかくパワフル。
仕事は芸術性と商売の両立を叶えた。
屈辱から20年を経てマキシム・ド・パリを買収した
エピソードは痛快と同時に怖いくらい。
ファッション以外の芸術分野にも貢献。
一度付き合うと長いタイプのようで、
女性がパートナーのときも男性がパートナーのときも
周囲には公然の仲だった。
カルダンによるモローのためのスピーチに
モローが照れまくる場面はこちらも微笑ましかった。
社交的で人望も厚く、
96歳の今も尚元気に手広く働いている。

社交的で、本作でコメントする著名人も多様。
出てきたデザイナーの多くは
ブランドネーム貼り付けライセンス商売もしている。
うー……ん。
ライセンス商品は高価なラインのものには
手を出せない庶民がファッョン等を楽しむことができる訳だし、
全面的に否定したいのではないのだけれど、
ちょっともやもやした。
ライセンス商売を発展させるなら
それらの商品にももっとブランドやデザイナーの
テイストやこだわりを感じさせてくれればいいんだけれど。

ブランドの名前やロゴが入ったものを身につけるのは
その思想に賛同している表明という話には、
そういうものをあまり好まない自分としても
今後もっと緊張感を持ってものを選ぶ必要性を覚えた。

客席にカルダンの服を着た人がいたりするのだろうかと
ちょっと楽しみにしていたのだが、
自分を含めお洒落してきている人は目につかなかった。
近いうちに、カルダンのプレタポルテのショップを
覗いてみようと思う。
オートクチュールで手の届きにくかった最先端のファッションを既製服に仕立て若者や世界のファッション後進国へも楽しみを伝えた革命児ピエール・カルダン。祝98歳!
時事の映像を交えながら、表題の人物をよく知る周囲の知人たちが語りながら功績とスキャンダルを魅せるタイプのファッション・ドキュメンタリー。

カルダンはファッションよりも強かったという演劇への情熱を語り、映画「美女と野獣」(1946年) の衣装デザインをきっかけにデザイナーの道に進み、その後も舞台衣装も手掛けています。
50、60年代のSFレトロフューチャーなファッションや70年代の未来的家具がたくさん見れるのでお好きな方はぜひどうぞ。Aラインのワンピは最高~~。メンズ服はビートルズ!

ヒストリーを追いながらパリで人を訪ねる際道に迷い、通りがかりの紳士へ声をかけるとそれが探している人物だったエピソード「運命ですね」のビュアーに対して「奇遇だろ」とコメントする最近のチャーミングな姿まで。
ドキュメンタリーにネタバレもないと思いますが日本公開前なので念のため。わたしは拝聴してないですが、野宮真貴さんがナレーションですってね。ぴったり!

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