被災者の言葉を残す必要性を感じながらも、やり方を間違えれば、それを安易な物語として消費してしまうことになりかねないという、恐れと躊躇いそのものを主題にした作品と理解した。
だからこそ、ワークショッ…
好きだった。非当事者が当事者と出会うことでだんだんと知ろうとすることの難しさに突き当たる。
パンフレットを読んで納得したのが旅人四人が全員役者だったことだ。演じるとは違うアプローチでカメラの前で語る…
ドキュメンタリーパートの対話と、フィクションパートの朗読の結びつきがよく分からなかったですが、その辺の人がひたすらその辺の人だったのがよかったです。被災者というかなり度がキツくなりがちな色眼鏡がいい…
>>続きを読む数年前に見た時はもっと陸前高田の住民との時間が長く重い気がしたが、今見るとすごい短く、ワークショップ参加者たちのパートの方がずっしり感じた。
ある出来事に対する当事者の語りと、その話を聞いて伝える…
現地の人の語り、その場に居合わせた反応的な語り、思い出しながら語る回顧的な語り、他者に伝えるための語り。
土地に重なる出来事が複層的な語りによって、断片的に語られ続けられる。
物語の筋がなくとも、…
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