今年のベルリンコンペ金熊受賞の本作は4つのオムニバス形式でイランの死刑制度に対して巧みなドラマで切り込んだ上質な「映画」だった…(好みは分かれると思う)。各話それぞれ繋がっていたりリンクしてなかった…
>>続きを読む【鑑賞メモ】
無感情に照らされる廊下。
顔に乗せたザクロの実。
雨に揺れる水面。
荒涼とした丘陵。
四つの短編が、一貫したテーマに沿って紡がれる構成。
個人的には1幕目と3幕目が特に印象に残った。…
長く感じたけどおもろかったわ
過去作の、登場するキャラがそれぞれ社会の一部を象徴し、彼らが一定のコミュニティに集まることで社会を風刺するという体裁が、今作ではアンソロジーという形で各主人公がその役…
【死刑問題をギミックに押し込めて良いのか問題】
一時期、配給が決まっていると囁かれていたが全く公開されぬまま数年が経ったモハマド・ラスロフ『悪は存在せず』をようやく観た。ラスロフは『Manuscri…
イランの徴兵制度が酷過ぎてって内容だけど、オムニバスの第一話があまりにも印象的。平穏な日常からの、「謎のライト」と「黒い小さなボタン」…
気になりすぎて日本の制度も調べてしまった🙀
イランでは上…
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