瞽女 GOZEに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「瞽女 GOZE」に投稿された感想・評価

実在の瞽女の物語という。厳しさ、優しさ、ひがみ、底意地、人はどこで、どうして、こういう人と、そういう人になってしまうのでしょうか。涙...涙...ですね。

ハルを演じた二人を始め熱演揃いで、体に不自由を抱える人を取り巻く当時の過酷さが伺えるし、それを生き抜いた力強さも伝わる。
固めの演出によるもっさり感は少し気になるけど、人や文化を知る映画として興味深…

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このレビューはネタバレを含みます

ハルを瞽女にするため、心を鬼にしてハルを厳しく躾ける母親のトメ。トメが鬼にならなければ、最初の親方であるフジの意地悪に耐えられず、ハルが瞽女になることは挫折していたかもしれない。そしてトメが鬼になら…

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Ken

Kenの感想・評価

4.0
実話でしょうか。
目が見えない娘のために、生きる術を教える母。
また、愛弟子を自分の娘のように指導する中で、当時の母の気持ちを想起される。

涙なしでは観れない作品でした。
子供の頃の修行の様子や一座のなかでのいじめの描写が凄まじい。盲目の女性の旅芸人が生き抜くために克服しなくてはならなかった過酷さを思う。音楽やナレーションの演出が安っぽかったのが残念。
最後の瞽女と言われた小林ハルの伝記ドラマ

「私たちはたとえ目が見えなくても耳で鼻で舌で肌で何でも見えるがね〜」

瞽女さんの事は知ってた。ハルさんという方が最後の瞽女さんだという事も知っていた。
知っていると思っていた。映画を観て、ただ識っているつもりになっていただけだったことが分かった。 何も判っていなかった…

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おそらく商業ベースには乗らないだろうと思われる本作製作に関わったすべての人に敬意を払います。過酷な修行を経て芸を身につけた瞽女を地域の人々が招いて楽しむ文化がかつて存在し、ハンディを持って生まれた人…

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whaleman34

whaleman34の感想・評価

3.2

100年ほど前
盲目の女性が各地を歩いて周り
歌を披露する「瞽女」という
職業があったそう。

ある「瞽女」の半生を描いた作品。
全く知らなかった世界、
なかなか衝撃的な作品だった。

母親が「私た…

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misoni

misoniの感想・評価

3.1

瞽女といえば確か宇多田ヒカルさんのお祖母さんも瞽女だったよな。
初めは母親の厳しい躾のシーンなど見るのが辛かったが子役の方をはじめ役者さんの演技に引き込まれて最後まで見てしまった。
普段の生活や盲目…

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