ラスト、ポルトガル兵の少年のこんなはずじゃなかったというような表情で暗闇に消えていくのがいいね。道中で出会う部族の人物描写で、言葉が通じないだけで得体の知れない何かを表現しているようであり他方、部族…
>>続きを読む第一次大戦中,部隊から逸れアフリカの乾いた地を彷徨う少年。裏切り,怠慢,空腹脱水,奴隷…極限状態で目にする現実と幻覚が心身を蝕み時間・平衡感覚を奪っていく。ミニマムな視点からの反戦の訴えがラストに見…
>>続きを読む京都ヒストリカ国際映画祭にて。
ロッテルダム映画祭のオープニング作品。
ドンパチのない、戦争最前線を描かない、泥臭くて血生臭い「1917」と「地獄の黙示録」のミックスのようだった。
ちょうど舞台…
このレビューはネタバレを含みます
第一次大戦下、モザンビークにてポルトガル若年兵ザカリアスが味方とはぐれ彷徨うお話。戦闘の様子が一切描かれない戦争映画。
ザカリアスの演技が半端ではなかったです。次第に憔悴していく様や、幻想に身を委…