秋のドイツの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『秋のドイツ』に投稿された感想・評価

1977年秋のドイツ赤軍派による連続的テロ事件に呼応する形で生まれた、9人のニュージャーマンシネマの作家たちによるオムニバス。R・W・ファスビンダーが自分の立場をさらけ出している。
ユーロスペースにて
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2回目。
『ベルリンアレクサンダー広場』の構想をテープに吹き込み、インタビューで作品の主題に答えるなど、自分が作家であることをパフォーマンスしながら、そこにどこまでも個人的/政治的な葛藤が同居してい…

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ファスビンダーの姿を初めてスクリーンで見た。政治映画だというのは分かっているが、なかなか難しかった。
ファスビンダーのところだけ、遠く離れている印象を受けた。漠然とだけれど、面白かった記憶がある。
かと
4.0
時代背景がわからないため難解でした。
えぬ
4.0

ファスビンダーの部分ははっきりしていて衝撃。自分の性器を触りながら電話で泣く。それも含めて緩やかに繋がっていて、多様なドイツ映画と言われるけれど、オムニバスとは思えない統一性。その根源には怒りがある…

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味
3.5
駒場祭
東大駒場1号館122号

当時すでに巨匠だったファスビンダー監督が全裸で登場し、自宅の部屋で自分の性器を触りながら泣く。言葉通り丸裸のドイツ国民として、戦後ドイツの政治・社会・思想と向き合う姿勢を提示している。その覚悟はフィ…

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【全編通して再視聴】2024年10月27日
海外盤を輸入。最初に輸入したデジタルリマスター版は映画字幕すらなかったため、英語字幕付きの古いDVDを追加で輸入。

1. ハンス=マルティン・シュライヤ…

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32.3才とは思えない、ぼろぼろの顔をしているファスビンダー。長く生きられない肌ツヤ。ドラッグをガソリンにして身を削りながら表現している。男は電話をしながら陰茎を触る。

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