初期のアルバム『にっぽん劇場』を復刻することと並行して森山大道の撮影現場(街中)を追いかけるドキュメンタリー。
大道の写真人生を追いかけると思っていたので肩透かしだったがこれはこれで良い。
恥ずかし…
野良犬の強烈なインパクトのある写真は森山大道氏の代表作。
写真家としてこれだけシンプルで真っ直ぐに被写体に向き合う作家は少ない。カメラはコピー機だと言い放つ氏はやはり只者ではない。作品のそれぞれが強…
「カメラはコピー機に過ぎない」写真家森山大道80歳は断言した。60年代のベストセラー写真集を「再構築」してパリで再販売するまでの一年間のドキュメンタリー。
興味深かったのは60年代実験的な写真で名…
絶版となっていた処女作『にっぽん劇場写真帖』を復活させ、(復刻ではないところがミソ。復刻版じゃないのだ。雰囲気を残した再構築。使う紙を北海道で木を伐採するところから始める新しいもの、というのが凄い)…
>>続きを読む大道さんの齢80にしてのこのフットワークの軽さには驚愕してしまう。呼吸をするようにスナップショットを切るその姿は、世界的写真家のオーラではなく、街角の風景にスッと溶け込んでしまっている。これらの写真…
>>続きを読む森山大道は盟友の中平卓馬からジャック・ケルアックの「路上」を貰い、その影響を受けたという。森山大道はまさに路上の人である。とにかく街を歩いて、歩いて、歩き続ける。そして、直感的に惹かれるものがあれば…
>>続きを読む映画の作り自体は正直イマイチ。音楽は作品のスライドショーの時、インダストリアルみたいな禍々しい音でかっこよかった。いちいちサイレント映画みたいに黒に白文字の画面になるのがうざったい。森山大同先生イズ…
>>続きを読む©︎『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ