静かでしなやかなシスターフッド作品。誰のことも責めずに、生き苦しいフレームから一歩飛び出して自分の人生を生きる。テーマも素晴らしいし、華子と美紀主人公二人と東京と富山のコントラスト、乗り物、東京タワ…
>>続きを読む大きく衝撃的な展開などはなく、一見淡々と流れていく映画なのですが、飽きる事なく最後まで一気に観れてしまいました。
自分とは違う世界で生きている人。
生まれてきた時から、そこの生活での世界観で染まって…
ぴったりの人
鬱々としていたけれど、どんどん自分を抱きしめたくなる時間だった。東京の「養分」の端くれながら。
カジュアルにしていても上品で、所作や言葉尻の穏やかさ余裕がにじみ出る人に憧れる。そんな…
岨手由貴子作品。
原作は、ここは退屈迎えに来て、アズミ・ハルコは行方不明の山内マリコ。
アレの帯文も書いてる!
それは最後に。
渋谷区松濤の貴族女子、華子と
富山出身慶應女子、ミキティと
エリー…
素晴らしい作品でした。一つひとつの描写がとても丁寧で、僕自身が上流階級というわけでは決してないですが、観てる人を感情移入できてしまう見せ方が秀逸でしたね。また、東京の視点だけではなく、田舎の視点も劇…
>>続きを読む《同じ空の下、私たちは違う階層(セカイ)を生きているー。》
岨手由貴子監督のオンライントーク付きで鑑賞。監督とシネマモードの岩本氏(映画検定一級)の質疑応答はネタバレになるのでコメント欄にネタバレ…
これはホントに観てもらいたい。
派手さは微塵もないし、劇的と言う程の展開もないけれど、それでも。
いい映画だったから。
東京生まれ東京育ちで実家は開業医の箱入り娘、結婚=幸福と信じる華子(門脇麦)…
同じ20代として、とても感慨深い映画でした。将来のことを考える今のような年齢だからこそ、見れて良かったと思います。
映画では「貴族」と「地方出身者」として分断された階級が描かれていますが、きっと、…
見ながら大切な女友達の顔顔、もはやソウルメイトな妹の顔が浮かんだ。
それぞれが自分を制限する何かから解き放たれていいんだと自由になることを肯定する映画。女vs女でも、女vs男でもない…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会