このレビューはネタバレを含みます
ラスト20分で怒涛の勢いで名言が飛び出してグンッと良くなった
東京とか格差とか違和感を感じたことのある部分が強調されててうわーと思った
結局本人がいいと思ったことが"いい"になるんだろうな
大教室での授業、「私って外部生だなぁ」って感じてたの思い出した。
宿命を生きる男性と、自分で考え、歩き出す女性たち。格好良かった。
追記
相手を自分と関わる役割の範囲に勝手に収めてそれ以上をハナか…
内部から慶應に入って東大の院へ進んだ弁護士の高良健吾の存在があまりにも卑近で、正当な評価ができないかもしれないが、とても面白かった。
黒いタートルネックに真珠のネックレスをつけた門脇麦がとても貴族感…
華子と美紀の人生がほんのちょっと交わるだけってところが意外だったけどリアルで良かった。「その日、何があったか話せる人がいるだけで、とりあえずは十分じゃない?」ほんとこれに尽きるけど、どこで生まれたか…
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東京育ち上流階級のお嬢様
婚約者との別れを家族に告げるところから物語が始まる
一方
慶應大学に受かり上京するが内部生と呼ばれる附属高校からの進学グループとの”差”を感じながら奮闘している苦学生
あ…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会