"彼女と一緒になら。"
【STORY】
男性社会で名声が埋もれた考古学者と、彼女を訪れた化石収集家の妻。2人の関係は共に時間を過ごす中で徐々に変化していく…
【一言まとめ】
●期待通り美しい…
雰囲気を感じる作品という印象。
というのも登場人物の心情をいまいち読み取れなかったから。
(わかったのは音楽会のシーンで嫉妬しているところくらい)
感情が昂って交わるシーンはすごくセクシーだった。
…
イギリスの小さな港町。そこでの生活で埋もれてしまいそうな化石収集学者と、その町を訪れた、退廃的な若き資産家の妻。ともに日常への不満を心の奥底にしまいこみ、現状をやり過ごす自分を満たしてくれるものが、…
>>続きを読むイギリスっぽい曇天と、決して表には出来ないけど、信念のあるあったかい2人。
燃ゆる女の肖像と時代とか世界観とか似てたけど、どっとも好きだなぁ。
主人公がタイタニックのローズって最後まで気づかんかっ…
Natalie Holderbaumによる批評を受けて。
『燃ゆる女の肖像』では男性の視線が完全に排除された空間で、女性二人が徐々に親密になっていく様子が描かれる一方で、本作における女性同士の関係は…
共通点が多いので『燃ゆる女の肖像』と比較されるのはわかるけど、これはこれで良いのではという感想。
「自由な鳥を金の鳥カゴに入れたいの?」というメアリーの台詞は直截的すぎるけど、そうとしか言えなかった…
1つだけ合わないところがあっても、1回だけ怒鳴り合ったとしても、繋いでいきたい人との関係はそう簡単には断てないんだよ、
と人付き合いを避けてしまう私に教えてあげたい。
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シアーシャローナン、ケ…
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