久々に再鑑賞。やっぱオーソン・ウェルズが好きだ、と思った。
彼を形容する言葉としてピッタリなのが「ゴミ溜めに捨てられた天才」だと思う。
歴史的傑作『市民ケーン』を作りながら評価されず、再起を図った…
オーソン・ウェルズが残したドキュメントの意向に沿って再編されたバージョン。
なのでディレクターズカット版ではありません。
ただただシーンが追加されただけじゃなくて、音の編集をしたり、構成を変えたりと…
初本当の意味での改変されてないオリジナルのオーソン・ウェルズ。大体思ったことは全部他のフォロワーが書いてたのであまり詳しいことは言わないが少なくとも市民ケーンがあれだけ擦られててこれがそんなに知名度…
>>続きを読むアメリカとメキシコの国境地帯。ひとつの爆発事件を契機に、メキシコ人捜査官とアメリカ人捜査官はいがみ合いながら捜査を開始するが…———監督の死後、創作メモを基に再編集された"監督願望版"
再編集バー…
メキシコの麻薬捜査官と、アメリカの悪徳警官の闘い。オーソン・ウェルズ監督作の中で、いちばんの面白さ。オリジナル版からユニバーサルは、ウェルズに無断で13か所をカット、4か所を追加撮影した。本作はウェ…
>>続きを読む劇場公開版との相違点↓
エイキム・タミロフ(役名ジョー・グランディ)の家(?)のシーンが(冒頭長回し後の)警察の現場検証シーンとカットバックになっていること。(劇場公開版のグランディ家のシーンは私…
最初のオープンカーの俯瞰の撮影、カッコいい絵だなあ、さすがO.ウェルズと思って観ていたら、そのままカメラがどんどん下がって移動する長回し。凄い。
カッコいいノワール。ジャネット・リーはわきが甘すぎる…
冒頭の長回し、傾いたアングル、下からのアップと随所にグッと来る凝ったカメラアングルが本作の魅力の1つと言ってもいいだろう。
リアルなストーリー展開とフィルムノワールの魅力が観る者を画面に釘付けにさせ…