先進国の欲望の資本主義をこれでもかというくらい摂取させられる問題作。
既知な点はあるものの、また映画とは言えここまで苛烈で陰惨を極めているとは。
劇伴なしがおぞましさに拍車をかける。
安い商品…
まだ10代の子どもが貧困からタイへ密入国して強制労働をさせられるというハードなストーリー。ほぼ全てのシーンが船の上で展開され、逃げ場のない閉鎖空間でブローカーにそれぞれの命を人質にされた労働者達の日…
>>続きを読むタイトルの「buoyancy(浮力)」という単語を初めて知った。自力で浮かび上がらなければ死んでしまう。力尽きた船員が海へ沈んでいくシーンもあり、内容を的確に表すタイトルだった。
劣悪な漁船で奴隷…
これ現実ってマジか…
知らずにのうのうと生きてる自分が恥ずかしくなる。
この現状を日本の業界や政府が知らない訳ないだろうし、知ってるとしたら輸入すること自体いいのか?
こんなことするぐらいなら高く…
このレビューはネタバレを含みます
コップ一杯の米を食べて水回し飲みしてたシーンが結構衝撃的だった。
飲み水、多分張り替えてないだろうし、雑菌が大量発生してるだろうな。
日本も水道管の劣化問題とかあるけど、それ抜きにしても、日本と違い…
主人公は14歳の少年チャクラ(サーム・ヘン)。
カンボジアの田舎で決して裕福とは言えない家庭で両親と多くの兄弟と暮らしていた。
学校にも行けず、ただ家の仕事に明け暮れる日々に嫌気が差し、誰にも告げず…
© 2019 Causeway Films HQ Pty Ltd, Filmfest Limited and Screen Australia. All rights reserved.