海辺の彼女たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 31ページ目

『海辺の彼女たち』に投稿された感想・評価

「労働」が彼/彼女らを見る私たちの基準になっているかもしれない。

「給料日や推薦状への依存、在留資格について一言も訊かずにいてくれる雇用主や現場責任者の良心に頼らざるをえない現状が、それ(=女性の…

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to

toの感想・評価

5.0

重い、暗い、寒い、冷たい、きつい、痛い、さみしい。
フィクションだけど、いまなおこの日本で困窮している多くの見えない人々の存在を日の元にさらす本作は、現実味に容赦がない。
ドラマ的な演出を削ぎ落とし…

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pherim

pherimの感想・評価

4.1

ベトナム人女性3人のたどり着く場所。

孤立、戸惑い、希望、悲嘆。
異境の夜を生き抜く3人の表情へ密着し続ける藤元明緒監督新作。技能実習制度の実態を声高には訴えず丹念に掬い撮る。

偽造IDを使わざ…

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ミキ

ミキの感想・評価

4.0

試写会で鑑賞した

最初の2、30分はは見逃したけど
途中からでも追いつける。
内容は全体的に重め
だけどこれが人生って感じ。

「不法労働者」というレッテルが貼られているけど
お金あったらまず日本…

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Nove

Noveの感想・評価

4.8

ベトナム人技能実習生を題材としているが、この映画は社会問題を訴えるものではない。テーマとして「生きる」と言うことを正面から描いたものである。人が生まれ生きて行くために守らなければならないものは何なの…

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試写で鑑賞しました。
藤本監督の映画は主観的に撮られるケン・ローチ作品のようです。社会のシステムの中に翻弄される人間が苦痛に耐え明日を生きるための切実な選択を下します。今回の映画はその選択が正しいの…

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S

Sの感想・評価

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在日ミャンマー人の移民問題と家族愛を描いた『僕の帰る場所』がTIFF「アジアの未来部門」グランプリを受賞した藤元明緒監督の新作『海辺の彼女たち』。試写にて拝見しました。外国人技能実習生の女性3人の物…

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タイトル通り海辺で展開される(波の音がずっと聞こえるこだわりに唸る)。

技能実習生という考えれば考えるほど現代の奴隷制度なんじゃないか、という問題を真っ向から提起してくる。不法就労をしたりそれ故に…

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mmmcy

mmmcyの感想・評価

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俳優たちの演じた時間全体を想像する。

『僕の帰る場所』を最初に見た時も思ったけど、この演技が最終形に残っているということは、残らなかった演技が膨大にあるはず。

実際そうであることが、新文芸坐での…

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163 2020/11/1 東京国際映画祭7本目

ここのところニュースが多く、タイムリー。
弱みがあると漬け込まれたり諦めたり。深刻な社会問題だ。

> 法務省によると2019年、実習生41万人の…

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