終盤の距離感と高低差を活かした決戦がとにかく面白い、斜面をコロコロ転がってくる殺人手榴弾。眠れる獅子かと期待させる大佐が結局大した事なく呆気なく死ぬが、それによって上官(父)に死なれた部下と部下(息…
>>続きを読む「さーじぇん!」「てなんっ!」思惑は違えど、協力してきた二人が決死の覚悟で数に勝る敵陣に挑む。シブく、おっとこ臭い戦争映画。アルド・レイさん演じるモンタナのキャラクターが上手く描けていると思った。地…
>>続きを読む突発的に撃ち抜かれる受話器と写真。周囲の情報がフレーム外に押しやられる時、つまり画面がアップショットへ切り替わった瞬間にこそ、予想だにしない危機は迫って来る。行けども行けども気が抜けない兵士たちの間…
>>続きを読む僅かな安堵と動揺が死を招く戦場で疲弊する兵士達を豊富且つ的確なカメラ位置で捉えている。駆け抜けることを強いられる砲撃と、緩やかな動作を強いられる地雷処理との凄まじい緩急。木漏れ日が差し込む静謐さを湛…
>>続きを読む朝鮮戦争。前線で孤立した小隊が、味方のいる高地まで後退する話。ただそれだけなのに、飽きない。スナイパーはいるし、地雷原はあるし、別の小隊の生き残りが合流したり。そいつが生意気だったりすると、上官もま…
>>続きを読む朝鮮戦争中、味方部隊がいるらしい髙地に撤退しようとする小隊の苦闘。途中ジープで逃げる大佐と軍曹と会い合流するが何かこの二人怪しい、色々な意味で。いかにも低予算の映画だけど砲撃を駆け抜けるとか地雷原突…
>>続きを読む朝鮮戦争で孤立してしまった部隊が味方がいるはずの高地を目指し進軍する話。
プラトーン的な戦争の緊張感の中でのじりじりとした感じもあり、斜面を突撃する様はプライベートライアン的な面白さもあった。
スト…
アンソニー・マンということで多分に西部劇ナイズされている感はあるものの、延長線上には確実に「プラトーン」あたりがある厭戦的な雰囲気に塗り込められた朝鮮戦争映画。脚本はフィリップ・ヨーダン、撮影は「理…
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