川っぺりムコリッタの作品情報・感想・評価

「川っぺりムコリッタ」に投稿された感想・評価

かなり良かった。
映画館で笑い声が起こっていた。
キャスト全員良い。
2022年9月26日新宿ピカデリー

予告編を見る限りホッコリものかなと思っていたが、良い意味で裏切られ、かなり突っ込んだ生と死の話だった。
登場人物それぞれが、死んだ家族にひきづられながらも生きていく。そこにある疑似家族のようなアパート。
見終わった後に、なんのために生きているのかなぁ、死んでしまったらどうなるのかを深く考えてしまう。
骨に関連したトピックスは、自分の父親の骨を散骨業者と一緒に寺で粉砕し、海に撒いた経験がある私も、いろいろ考えさせられた。
役者陣が全員素晴らしいし、知久さんもよい。エンドロールで、どこに薬師丸ひろ子出てた? と思ったら「いのちの電話」で声だけだった。
たつ

たつの感想・評価

3.8
触れられたくない秘密や、過去や、傷。

お風呂入って
炊き立てのご飯食べて
新鮮な野菜と
たま〜に豪勢にすき焼きなど

人の温もりにふれて
癒されて
一歩ずつ。

久しぶりに見た緒方直人が、まさしく、緒方直人で。
白髪になっても吉岡くんは“くん付け”しちゃうし。
誠実な市役所の職員さんなのに、どうしても怪しく見えちゃう柄本佑。
えっ?この声?もしかして⁉︎エンドロールで…正解!薬師丸ひろ子さん!
まつけん、ムロ、満島ひかりちゃん
キャストに間違いなし👍
2022年映画日記176
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北陸で塩辛工場の働き口を見つけた山田。彼の唯一の楽しみは、風呂上がりの牛乳と炊きたての白いご飯だった。ある日、隣人の島田が風呂を貸してほしいと部屋に上がり込み、静かな生活が一変する~🐽💨孤独な青年がアパートの隣人たちとの交流で心を開いていく、なかなか面白かったな、これ~😭😭😭😭
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まず、これは叫んでおきたい。知久くーん!監督さんも「たま」ファンでしたか?

そして物語。なんかピンとこなかったです。貧乏とか孤独とか大事な人の死とかそういうものに向き合う物語なのかと期待したけど、人は死んだらどうなるの?とか色んな葬式の紹介映画?みたいになっていてどこが焦点なのか分からない散漫な感じがしました。あと、満島さんのあの衝撃シーンは確かにエロかったけど、この映画にはちょっと唐突な感じがしてギョッとしてしまった。ムロさんとマツケンさんの掛け合いはすごく良くてそれをずっと見ていたかったわ。

食事時に見たので白いごはんが美味しそうでたまらなかった。でもイカの塩辛はしばらくいらない笑。
ムロさん素晴らしかった
狂気や優しさが醸されていた

誰にだって話したくない過去はある。。。
小さな幸せを数えて生活しているのはそうしないとやりきれないのかもしれない

みんなそれぞれに苦がありながらも生活している

とはいえ悲壮感マックスではない
ちゃんと庭で野菜作ったり幼馴染の坊主とも交流あったり

とにかく飯が美味そうですぐに米を食べて帰った
いつもよりゆっくり噛んで味わって
漬物とかあったら最高だったなあ



現代のいろいろな問題が散りばめられていた


かもめ食堂とかその頃の荻上作品のテイストと近年は変わってきているなぁと思った(かもめ食堂とかめがねとかあのあたりも最高だけど)

やっぱりご飯は誰かと食べる幸せはあるよね、
つながりは孤独をうめるとも思う
ベタベタとつながるわけではなくなんとなく支え合って生きてるムコリッタの人たち

あ、会社の社長も、温かい人であった

色々考えさせられたが後味はなんかほっこりした

画の色味もまたフィルムカメラのような粗さがあるとこもあって好みでした〜
Ayu

Ayuの感想・評価

3.5
ご飯を美味しく炊ける才能ってあると思うなと納得しながら登場人物たちの小さな痛みや幸せのかけらを感じる120分、夏を感じる環境音とテーマ曲がとても良くて役者陣も演技が上手いなあと心の中で唸りながら観ていた、ママチャリを漕ぐ満島ひかりの放つ煌めきは最高
みさ

みさの感想・評価

4.5
想像とはちょっと違ったけど私は好き。
つい最近生と死について深く考える事があったから余計かもな。
kyokoholic

kyokoholicの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もっと和やかな映画だとばかり思ってたら、かなり奥深かった。
凪のお暇ぽい感じあったな。
ムロツヨシにはやっぱり子供がいたのかな?とか登場人物の背景を色々想像してしまう。
墓売ってる子は学校行ってるのかな?とかw
ガラクタ置き場がなんとなくウェスアンダーソンぽい。
ヤギ可愛い。
Chip

Chipの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ良かった。

まずムコリッタとは?って感じなんだけど、ムコリッタ(牟呼栗多)は仏教の時間の単位のひとつで1/30日=約48分のこと。「刹那」と同様の時間単位で、一瞬を意味する言葉らしい。一瞬一瞬の、ささやかな幸せがこの言葉に表されている。

前科のある山田が北陸の小さな塩辛工場で働きながら、社長に紹介された築50年のアパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。
隣人の島田は突然訪ねてきたかと思ったら早口で「挨拶は普通引っ越してきた方からくるもんだけどなぁ。そんなことよりお風呂を貸して欲しい」と言ってくるし、
その幼馴染のガンちゃんは挨拶してもフルシカトだし、おばあちゃんの幽霊は出るし、
大家のみなみさんは妊婦を見ると腹を蹴りたくなるとご乱心だし、
少年と一緒に墓石を売るおじさんもなんか宗教の勧誘みたいで怖いし、
登場人物ほぼ全員どこかおかしい。
でも人なんてだいたいどこかはおかしいよなあ。

炊き立てのご飯の匂い、
塩辛のしょっぱさ、新鮮なトマトやきゅうりが本当に美味しそうだった。
「ご飯って、ひとりで食べるより誰かと食べるほうが美味しいのよ」という島田さんのこと、だんだん愛おしくなっていった。
最初うざいとか思ってごめん…

フルシカト住職のガンちゃんが無言でお茶を出してくれたり、酔い潰れた島田をおんぶして帰っていくところ、本当は優しいのずるいな。

ハイツムコリッタに住み始めた頃は誰とも関わらず今にも死んでいきそうな目をしていた山田が、島田が夕飯時に現れなくて違和感を覚えるようになったことに思わず泣きそうだった。
煩わしいこともあるけど、やっぱり人と関わることを諦めたくないなと思った。

すき焼きのシーン、興味ない感じで一度去った山田が爆走してくるの笑う。最高。

生きること、死ぬこと。
炊き立てのご飯。野菜。塩辛。牛乳。
骨。

テーマが重い映画だけど、田舎での生活感や住人たちの空気感が心地よい。
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