〜あらすじ〜
初めて任された仕事は、⾚ん坊の遺体撮影だったー。
若きカメラマンと依頼主の⽗親。
奇妙な交流で綴られる、喪失と再⽣の物語。
〈チネマットメンバーの感想〉
遺体を撮影するという恐ろしい…
「安斎さんは何も間違ってないです」
山下が戸惑いながらも純粋な気持ちでこの仕事に向き合おうとする姿勢や、安斎の狂気的な面を持ちながらも人間らしさを感じる味のある演技に引き込まれました。
徐々に二…
【僕の最初のお仕事は「死」を撮ることだった。】
第12回 TAMA NEW WAVEでグランプリとベスト男優賞(澤田栄一)の二冠に輝き、第33回東京国際映画祭(2022)に出品された『初仕事』が20…
幼き我が子の遺体撮影を依頼した若き父と”仕事”として成り行きで引き受けることになった若きアシスタントカメラマンの狂熱の数日。
人の”境界線”の往来を様々な距離感角度から優しい冷徹さで見つめた秀作。…
素晴らしい。傑作。
純粋さがすかされること。それが生きるということだ。そうやって治療と人生は進むんだ、そうでしかないのだ、という懐の深さが一番の美点だった。
キレのいい演出もあるけど、脚本がツイスト…
TAMA NEW WAVE 2020 コンペティション部門
初仕事として引き受けることになったのは、妻を亡くし、子供も亡くした男の子供の亡骸を撮ってほしいとの依頼だった。
最初は依頼する側の安西…
答えのないものをとても丁寧に撮っていて、映画に対して真摯だった。
通常の映画では切ってしまうカットがひつこくあるが、それが監督の誠実さであり業ではなかろうか。正直、あれ?っていう繋ぎもあったけど。
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【㊗️TAMA NEW WAVE グランプリ受賞】
TAMA NEW WAVE で、初めて私が1位に推した作品がグランプリを獲った!
死んだ人間の写真を撮る。『病院坂の首縊りの家』を思い出した。…
写真スタジオのアシスタントに任された初仕事は、死に関するものだった。死生観を問うちょっと社会派的要素の面も有るが、写真を撮る残す事の意味を、撮った写真を見せずに語る点が活動写真の面白さだと感じた。
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©2020「初仕事」