◎70年代感満載 仁義無き奇ッ怪な浅草任侠史劇
1979年 東映京都 カラー 137分 35㎜ シネスコ
*全体に褪色甚だしく赤色化 コマ落ちも多い
1978年に京都京阪三条のナイトクラブ、ベラ…
暴力団・二代目松田組系大日本正義団組員・鳴海清が、山口組三代目の田岡一雄を銃撃したという事件(1978年)。
この事件の鳴海をモデルとして、東映が1979年に中島貞夫を監督に据えて映画化したのが、こ…
中島貞夫監督追悼鑑賞。
中島貞夫と言えば東映やくざ映画のイメージが強いが、ご本人インタビューではたびたび「やくざ嫌い」を公言されている。
東映の職人監督であったために量産されたわけだが、作品を鑑賞…
怪作というか、奇作というか、異色というか、まあ、実録ものではあるのだろうけど。安藤昇さんも出ているし。ちょっと色合いが違っていて、これでいいのかと思う人がいるかもしれない。大正ロマン、任侠ものの雰囲…
>>続きを読むチンピラたちの村長、中島貞夫が亡くなった。
なのでチンピラ哀歌で追悼しよう。
数年前、バカくそ真っ赤に褪色したフィルムのものを新文芸坐で見て以来。
その時は情報過多な物語に疲れてしまったが2回目と…
23-94
U-NEXT
ベラミ事件を速攻で映画化しようとするところに当時の東映のヤバさがある。そもそもwikiってみたら、田岡三代目がベラミに寄ったのって、太秦の「日本の首領完結篇」の撮影に立ち寄…
そもそもベラミでの銃撃事件を取り扱うこと自体がとんでもなくヤバイのに、結局そのままの映像化は無理なのが解ったので大正時代に舞台を変更したためカオスな内容へ。そこへアナーキズムやダメなテロリストへの共…
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