我ながらマニアックな任侠モノにまで手を付け始めたなという感じのコチラ。
浜村組の代貸だった郡司(鶴田浩二)は殺人の罪での10年の服役を経て出所した。ところが地元横浜はかつて彼を陥れた大東会が牛耳…
このレビューはネタバレを含みます
鶴田浩二と安藤昇のバディ感が素敵だった
横浜で抗争に敗れたヤクザ・郡司が弟分等を率いて、返還直後の沖縄へと渡り
新たな組織網を、未整備の沖縄裏社会に築いて行く、沖縄ヤクザ戦国史
みたいな話
設定…
捨てられた野良犬の死。若山富三郎の手榴弾が炸裂することはなく、オッさんも渡瀬恒彦も何も活躍せず、盛り上がりそうで盛り上がらないままアッサリ死んでいくのが、ジャパニーズ・ワイルドバンチ。飛行機の音が響…
>>続きを読む一から出直しだと闇市の風景を求めて沖縄へ。そこに因縁の暴力団が追うように本土からやって来る。深作欣二はこれまでもとにかくかっこよく撮りたいのが先に立って、自分が設定した主題を見失っている。幻想求めて…
>>続きを読むダーティーな世界を描こうとする深作の方向性に生真面目な鶴田が応えられてるとは言い難く、この二人が組まなくなったのも納得。とはいえグラグラ揺れるカメラワークで活写される沖縄は魅力的。後の作品に繋がるこ…
>>続きを読むこの映画あたりから任侠から実録になっていく訳ですね?途中なんか間延びしてた気もするけど、最後のカチコミはほんま渋い。四人の横並びのシーンは誰しも痺れるはず。疾走感もあって生き様現れてました。
荒々し…
出所したての主人公・郡司はかつての舎弟たちを連れて、たった7人でヤクザフロンティア沖縄に"出稼ぎ"(≒外人)遠征!タイトルは当時の日本とは思えない沖縄の状況?仲間系はアツい、ヤクザ者系な男たちの美学…
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