なんで今頃こんな作品を作るのか、何の意味があるかが気になるポイントでしたが……
いや、ほんとなんで作ったの?
旧日本軍ならびに、旧体制の日本企業がしてきた、支配環境下での仕打ちに対し、韓国で補償を…
連続企業爆破事件を起こしたテロリスト集団「東アジア反日武装戦線」のメンバーを追っていくドキュメンタリー。
出所してるとは言え本人や、支援者など関係者が出演しているのはすごい。
45年前の事件で自…
これまで何度か観れる機会があったけど、ようやくお目にかかることができて嬉しいなと思っていたが、その笑みはすぐにどこかへ消え失せて、この映画から発せられる強力なメッセージ性は、賃労働と小市民生活にかま…
>>続きを読むまだ学生運動の“残り香”があった大学時代を思い出した。大企業のビル爆破事件が小学生時代の朧気な記憶として甦り、一種のノスタルジーを感じさせられるも「狼」達も随分歳を取ったものと妙に感慨深かったり。
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テロリズムは肯定出来ない。
本編では触れられないが、火薬の量を間違えて、犠牲者を出してしまうポカや開き直りの声明文も火に油を注ぐ結果となったのはヤケクソ気味にも思える。虹作戦の失敗は爆弾を取り付けよ…
日本にもこんなに戦争について、日帝時代の日本の諸外国に対する侵略や植民地化について批判的に考えて行動を起こした人達がいるということを示すには充分だったかもしれない。でも、狼たちが起こした数々のテロで…
>>続きを読むキム・ミレ監督が釜ヶ崎で日雇い労働者のドキュメンタリーを撮影した時に知った「東アジア反日武装戦線」のメンバーや支援者を取材。加害国の自覚がない(考えない)のが主流?な日本からは本作のような作品が生ま…
>>続きを読む帝国主義・資本主義に抗った結果、暴力を選択・肯定した姿に己が毛嫌いしている者たちと同じ土俵に立っているのではないかと感じた
彼等に必要だったのは、思想や革命以前に視野の広さと想像力ではなかったか
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「東アジア反日武装戦線」について、大昔でないのに私はほとんど知らなかった。まず、自分が知らないでいられたことに驚いた。
活動の動機は日本社会が目を背けつづけた近代国家としての「業」の部分で、手段を…
『袴田事件』の袴田巌氏が釈放された時、長い監禁の結果による拘禁反応で精神を病んだ姿を特集番組で見てショックを受けたのを覚えてる。
同じく長い監禁を受けた(とは言っても年数その他単純に比べてもいけない…
©Gaam Pictures