【冤罪と贖罪、そしてイスラム世界】
舞台はイランの首都テヘラン。
ヒロインは、聾唖である幼い娘を育てながら工場で働いている。夫は殺人罪に問われて処刑されてしまったのである。
ところが、夫は冤罪で…
イラン社会の男性社会、司法制度を告発する映画。
イチオシは、解放を願う主人公の華やかなスカーフをまとい口紅をつける(心理的?)描写。抑制されているがリアルな、ならではの表現だと思う。
BGMが少なく…
死刑により夫を失ったミナは牛乳工場で働きながら聴覚障害のある娘と慎ましく暮らしていたが一年後、裁判所から夫は冤罪であった事が告げられ…という話。
夫を失った女性が生きるのが難しすぎて、正直死刑にな…
primevideoで鑑賞。
仕組みが間違っている社会では、善良なだけでは幸せになれないんだな、と思った。
自分が死刑制度に反対するのは、冤罪の可能性があるからだけではないけれど、それだけでも反対…
哀しく重く救いの無い映画でした。
めちゃ良かった。
冤罪で旦那が死刑にされても周りの人間は、仕方ないよね、死んだら生き返らないし、みたいな結構ドライなんだなー。
何でも神が〜、神の〜、で済ましちゃ…
重い。冤罪で死刑判決を下してしまった判事の悩みと、冤罪で愛する夫を失った未亡人の話。聴覚障害を持ち、シングルマザーとしてイランの社会で生きていくことに、様々な困難を強いられるミナの在り様に打たれ引…
>>続きを読む『白い牛のバラッド』都合良く〝神の思し召し〟を利用しすぎでは。冤罪で夫を処された未亡人の運命と過ちの判決を下した判事の贖罪は女性の地位が低く死刑制度が常態化するイラン社会を炙り出す。映像は緊迫感を与…
>>続きを読む牛乳工場で働きながら聴覚障害のある一人娘を育てるシングルマザーで、一年前に殺人罪で死刑になった夫が冤罪であったと裁判所から告げられたミナ。希望した判事との面会も叶わず気持ちのやり場がないまま空虚な日…
>>続きを読む