セットがいいよなぁ。タイルのモザイク模様が美しい。シュミットは家具や小物のセンスが抜群だ。夜や朝方の青い光の中で壁や顔に落ちかかる影もいい。ロシェルがどんどん狂っていく中、クロチルドが割とあっさり姿…
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原題がHécate, maîtresse de la nuit.
訳すと「ヘカテ、夜の女主人」
スイスの映画作家ダニエル・シュミット 41歳のときに発表した作品…
このレビューはネタバレを含みます
夏の夜に風にそよいで、白いカーテンが揺れたりして、なんか面白くないなと思ってる主人公の予感を誘うようにしてはじまります。
女の人の髪が風でふわっとしたり、シルクの薄いガウンがはだけたりします。ゆるや…
【はい喜んで】
ダニエル・シュミット監督の1982年の作品のデジタルリマスター版
〈あらすじ〉
北アフリカに赴任した仏外交官の青年(B・ジロドー)はレセプションで出会った美貌の人妻クロチルド(L…
寛容
1942年、第二次世界大戦中のスイス、ベルン。フランス大使館主催のパーティーに参加した外交官・ジュリアンロシェル。シャンパンの酔いが回ったことで、彼はある女との過去を思い出す。
ダニエルシ…
眠れない夜に朝まで流しておきたい1本
アブサン飲まなきゃ。光と影の移ろいが最初から最後まで美しい。室内装飾が本当に好み
ストーリーもめちゃくちゃシンプル。恋愛ものなのに感情移入できないんだけど、絵…
このレビューはネタバレを含みます
エキゾチックとはこのこと。北アフリカを舞台とした作品。内容はとてもシンプルで理解しやすい。
「言葉はいつも早いか遅いか」
作中では、ミステリアスな女性の魅力が存分に表現されており、ゆえに盲目となる…
Rien, cette écume, vierge vers
À ne désigner que la coupe ;
Telle loin se noie une troupe
De sirène…
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