ヘカテ デジタルリマスター版に投稿された感想・評価 - 11ページ目

デジャヴュやラパロマなどで知られるダニエルシュミットの代表作。北アフリカに外交官としてやって来た男が美女と出会い恋をする話。

神話をモチーフにした意味深で美しい恋愛映画でした。今作は前半こそ普遍的…

クロチルドに魔性感はあまり感じず、ファム・ファタールというより、怠惰で最初からやる気満々な男が勝手に溺れていく映画に思えた。
ジャケットにもなってる部屋に光が差しているシーンや豚肉のぶら下がった路地…

2023年09月09日Amazonプライム、無料配信。

監督、スイスのダニエル・シュミット。
原作、フランスの作家ポール・モランの小説「ヘカテとその犬たち」。
ラブストーリー。
外交官ジュリアンを…

スイスの至宝(←初耳)ダニエル・シュミット監督作品を初鑑賞。

アフリカに赴任したフランス大使。大使館には執務室も秘書も全てが揃っていた。足りないのは「情婦」だけだ。(はぁ？)

最初からその気満々…

• #ダニエル・シュミット

時代の移り変わりと、北アフリカの地に赴任した男の理想のままの遊びの恋愛のはずがズブズブに自分でハマってゆくのが砂漠の地の風景と、建物、音楽にと官能的に美しい。男のリネンのスーツや女のシルクのドレスに…

北アフリカな迷宮具合に、時間の外にいるみたい女の組み合わせって事で、見事にMPを吸い取られまくってあらぬ方向へ迷走する主人公がロケーションとマッチしてる。で、異国にて迷いまくる図としては、後の『シェ…

この種(一般的にファムファタールもの)の映画は、肝心の女優が観る側の男にとって、これじゃあ狂うのも無理はないと、とことん思うような女じゃないと、てんで興が乗らない。小説なら、「美女」と書けばそれは想…

こういうの観ると映画のよさと言われるものは光と色彩感覚とbgmと切り取れるセリフのセンテンスとしてのよさでしないのではという気がしてくる。このミニチュア感よ。精神的にも政治的にも未熟な男性性＝全体性…