私の中で小川洋子は光のイメージが強い。
原作とストーリーも舞台も違うが、私の中に浮かんでいた光が映し出されていてよかった。
改変したストーリーは微妙。舞台である台湾は自分にとって異国感より親近感の方…
歪んだ父の姿を求め続ける少女の話…かな?
舞台も言語も俳優も違うのに、こないだ観た同作者の『薬指の標本』と同じ空気感、性と死の匂いがする…。たまらなく好きだ…この感じ…。
映画版は改変されてるら…
物語の中の物語の話
人生を賭けた出会いなのか
出会いたいという空想なのか
こういった相性は死ぬまでに1人出逢えればかなり運が良い方で
中々公にも出来ない、人にも言えない事を共有できる関係性は羨まし…
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