現在と過去、現実と幻影、この世とあの世、2つの世界を繋ぐアイリス。
鏡の中にいるもう一人の自分。
男は、父親の幻なのか。
抑圧されたホテルから、島への道が見えたとき、吸い寄せられるように海を渡る。
…
このレビューはネタバレを含みます
やっぱり小川洋子さんの世界は日本以外でつくる方がしっくりくるな…と改めて感じました。
小川ワールド、国籍感じないからなぁ。固有名詞バシバシ出されてる作品以外は。
こちら金門島なのですね。海を渡って島…
このレビューはネタバレを含みます
陸夏さんの演技、雰囲気が、マリの設定にピッタリで、スッと感情移入出来た。
深い。
自分には父親であり、性的虐待の現実を信じたくない思いや、精神的にも母親に縛られた窮屈な現状からの逃避が生み出した妄想…
原作の異国感と、官能的な雰囲気が忠実に再現されていた。主演の女性の肉体美が芸術的だった。微妙に設定を変えることで、小説と映画の構成言語の違いを正確に捉えていたように思う。離島のロケーションと佇まいが…
>>続きを読む原作の小川洋子さんの作品を知らないまま鑑賞。
え、なにこれ、、
愛?
禁断?
恐怖?
死?
捏造?
想像?
永瀬正敏さんのキスシーン目当てで観ただけなのに。。
100分ちょっとの映画にしては
沼…
割と原作通りだと途中まで思ってたけど、後半で結構オリジナル要素出してきた感。シーンの1つ1つが断片的で、死んでいたはずの人がいきなり現れたりまたいなくなったりして、連続性に乏しくどういうことなのか顧…
>>続きを読む© 長谷工作室