あらすじを追うだけならば、ある女の悲劇になるものの、この映画からは何の悲劇性も伝わってこない。アンナ・カリーナはもちろん美しく、けれど本当に美しいのは、ジャン=リュック・ゴダールのまなざしのほうにあ…
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4.3 女と男のいる鋪道 ←
4.2 はなればなれに
4.1 男性・女性
1.0 気狂いピエロ
1.0 勝手にしやがれ
1.0 女は女である
1.0 イメージの本
中…
「愛は唯一の真実であるべき?」
「愛は常に真実であるべき。だがそれには熟練がいる」
カフェでの哲学者との会話をきいていると、愛は心の数だけ存在するといえど、やはり"能動的なもの"であることは…
カフェ,ピンボール,レコード店,カギ持ち逃げ,捕まり,写真渡され,映画館.裁かるるジャンヌ,カフェ待ち合わせ,クロワッサン売り切れ,コーヒー,聴取,1940年4月15日生,モーゼル,娼婦鋪道,声掛け…
>>続きを読む全ての瞬間の美しさが忘れられない。特に身長を手で測るシーンやタバコを含んだキス。
真実は誤りの中にある。愛と言葉はないと生きていけないもの。話すことは、話さないで生きる自分を殺すこと。誤りを繰り返…
12のタブロー(美術用語で絵画)にアンナ・カリーナを放り込み、長回しで撮る。
ショートヘアーのカリーナは、疲れているのか目力が弱々しく、それがまた儚く美しい。
どこかホンサンス作品を思わせるペーソ…
好きということ。愛ということ。
沈黙と言葉、話すという行為に対して
後半の方は哲学の話になって、
前半のナナに対して感じていたものを
再確認されるというか
問いただされているような気持ちになった。
…
ゴダールの色々な画期的なアプローチが爆発してる作品。
最初の方でNanaが観るサイレント映画で出てくるような字幕を台詞代りに使ったり、テーブルで向き合って会話してる二人の頭を重ねてどちらも顔が見えな…
(c)1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris