眼力と本心の比例。ゴダールの愛した女。アンナカリーナをまるで、彼が自慢してるかのように、思わせてくる映画。ゴダール版裁かるゝジャンヌというげき。ジャンヌは大衆を救い神に愛されたが、神まがいの人間には…
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面白かった。80分程度で短いし、すごく見やすいと思う。
今まで見たゴダール作品は明るく楽しく、画面もポップなカラーで溢れてたけど、本作は常に漂う陰鬱な空気感がすごく心地よかった。私の今の心理状態にマ…
良かったけど面白くはなかった。ゾラの『ナナ』が下敷きということやけど読んでないしな。読むか〜。
第11章かな?おじさん(本物の哲学おじさんらしい)との哲学的なやり取りが印象的。
音楽の使い方が本…
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アンナ・カリーナ演じるナナが、作中で自由な選択の結果としての人生に対するあらゆる責任ばかり口にするシーンがあったけど、その他あらゆる権利の話が一切出てこないのは息苦しい。
ダンスシーンの服が特に可愛…
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好きでもない男と戯れ体を許す苦しさよ。初めて娼婦として消費された日、おじさんのキスを必死に避けるシーンが嫌だった。
短時間で手に入る大金の代償は〜最期が銃殺になり得ることだってあるのね。でも、それも…
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女の踊りと口移しのタバコ。男と女2人で話しても、お互いの表情がフレーム内で確認できることがなかったのに、突然2人が見つめ合うさまがグッと入り込んだ瞬間に鳥肌が立った。心情の移り変わりや機微がこんなに…
>>続きを読むセリフなく雇って欲しいという手紙を書くシーンが印象的だった。
22歳身長169cm
手で身長を数えていくところも
ドライエルの無声映画「裁かるるジャンヌ」を見て自分の死を予見する。アンナカリーナ…
(c)1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris