東京で精神的にしんどくなり、自律神経失調症で函館で休養中の主人公。
ランニングするように勧められ毎日のように、函館の町をひたすら走る。狂ったように、狂わないように。
何かに一心不乱にならないと、心…
過去鑑賞記録
自律神経失調症で、運動療法としてランニングしていたが、これが正しかったのかは疑問です。
高校生が海に飛び込みをしたシーン、あとから自殺だったのだと知った。
私には、理由がわからな…
斎藤久志監督『草の響き』(2021)
はしってもはしっても内側にとまっていたものー
(ランニング、スケートボード、バイクによる)
「移動」のショットが景色がひらけていく感じがあって良かった。
…
脱力した演技の質感に驚き、
編集によってもたらされる心的なシーンと即物的なシーンの隣り合いに、バランス感覚が壊れるのと同時に風を感じておもしろい、
時折、叙情的なピアノの音によって映画が締まるのだ…
走ることをはじめ、とにかくセリフの意味以外の肉体に色んなことが現れていて、素晴らしかった。
真逆のこと言ってるみたいだけど、でもそれが体現されているのは同時に脚本の力でもあると思った。
あとファース…
東京で自律神経失調症と診断された男が帰郷し
ランニングを通じて少年と交流する話
原作で妻は登場しないらしいが、奈緒演じる妻の純子がいることによって人間関係の生々しさと脆さは増したように思う
けど…
© 2021 HAKODATE CINEMA IRIS