つげ義春ワールド ゲンセンカン主人の作品情報・感想・評価

つげ義春ワールド ゲンセンカン主人1993年製作の映画)

製作国:

上映時間:98分

3.5

「つげ義春ワールド ゲンセンカン主人」に投稿された感想・評価

RAT

RATの感想・評価

3.0
シンデンのマサジがあまりにもそっくり
一コマ一コマ丁寧に動画に移し替えていて好感
I♡つげ義春
なのよね…。
結局のところ。
監督の愛が深い映画だわ…。
そうでなきゃ、映像化しないよね。

つげ作品、李さん一家も好きだけど、
いちばん赤い花が好き。
赤い花って、つげ義晴的、女性の神秘表現なのかな。男性から見ると、不思議現象なのかしらね?美しく言い過ぎかな。
腹がつっぱる…。
つげ義春の作品を映像化するのは難しいだろうと思っていた。
無能の人、ねじ式、そしてこのゲンセンカン主人。原作に対する意識が強い程に実写化に対する批判の声はよく耳にするのが世の常だが、私は別物としていつも観るようにしている。キャストがどうだ、演出がどうだ、時代背景がああだこうだ、、、
言い出したらキリがない。
純粋に一つの作品として楽しまないと損だと思うのは私だけなのだろうか?
そこでこのゲンセンカン主人だがはっきり言って世界観まんまです、つげ義春の世界観をそのまま映像化したかのような、むしろ喋ったり動いたりしている事に違和感すら感じる程に作り上げている。
佐野史郎のつげ義春感は秀逸。

2020 #22
1998年にテレビ放送された1話20分の作品。豊悦が監督したとの事でみてみましたが、クソでした。
最近DVD 化されているのを知り
少し遠いTSUTAYAにあり借りて見た。
作者の分身を主人公に作品をオムニバス形式で虚構と現実を交えて映画にする。
クローネンバーグ監督でWSバロウズの『裸のランチ』と大まかに同じスタイル。
凄いところは原作者・本物のつげ義春先生が登場して試写会?会場で演者達が舞台挨拶みたいに出て来て作者に「どうでした?」って聞いちゃう所。
更につげ義春一家がかの有名な李さん一家の「実はまだ二階に居るのです」のオチ迄やるという入れ子構造のメタ演出。
それと『赤い花』の少女『李さん一家』の奥さん『ゲンセンカン主人』の女将、登場する女性達がつげ義春が描く女性キャラクターにそっくり。
『池袋100点会』のクズ男を追っていく時の福子(岡田奈々)のファッションが、黒づくめのワンピース、黒い帽子、黒手袋、袖と首に掛けてる丸いスカーフ?だけが鮮やかな赤でこのスタイルが兎に角お洒落でカッコイイ。
【30年ひと昔】

原作再現度がめっちゃ高い。70年代の映画かと思っちゃうけど、杉作さんとか出てくると、そうかこの映画は見た目よりは新しいんだなと思い出す。川崎麻世のダメ感。岡田奈々の綺麗だけど困ったちゃんぶり。
あの青林堂は本物の青林堂なのかな?あそこの出版社もいまじゃ大変なことになってて、時の流れを感じる。
264
一

一の感想・評価

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あのボロ家の窓から顔を覗かせる李さん一家のショットだけでたいへんなつげ愛を感じさせる再現度。『池袋百点会』では、ガロ出身の漫画家という文脈をしっかり踏まえて杉作J太郎が出演している。カワイイ。そして最後にはつげファミリーご本人登場。これまたカワイイ。鏑木創の音楽は打ち込み多用で新鮮。
〜の世界、の方が主題で、表題作品以外にも李さん一家、紅い花、池袋百点会などの映像化を青林堂編集部とたどる、つげ先生への敬意成分100%でできた微笑ましい映画。
場面再現へのこだわりがすごい。CGは当然ないみたいだが、いまの技術も加えてこの作品作りの精神を受け継いだものもみてみたいな。
ハト

ハトの感想・評価

2.1
映画館で見た。いや付き合っていたから行ったけど、天狗かなんかのお面とボロボロの家の記憶のみ。谷根千のどっかが撮影地だったみたいで、映画視聴暫く経ってたまたま通りかかってここが映画撮影されたとこか!!ってシミジミ眺めた記憶のみ。
dodo

dodoの感想・評価

4.5
つげ義春も、石井輝男もすきなので、3回目の観賞だが、楽しめた。
何故か覚えている、知らないのに知っている風景、人。
ノスタルジックな気持ちになるのだ。
中でも、紅い花は、かなり好きな話だ。映像になっても、少女から女性になる繊細な部分が、かなりよかった。忘れてしまっている過去の感情を思い出す。
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