【信仰の成分とは。真実と虚偽の割合は?】
個人的には『ブラックブック』と『ショーガール』が大好きなポール・ヴァーホーヴェン監督の最新作という事で大期待!
しかもタイトルのフォント見てよ〜ルマンドの…
真実と欺瞞は表裏一体…
というか
人が物語ること、宗教も歴史も映画も
全ては壮大なホラ話。
だから最初っからエンジン全開でこんなふざけまくってるバーホーベンのことなんて信じられない。けど信用できる…
去年見逃したって思ってたけどカンヌ公開2021年から2年もかかったあたりに日本の残念さを感じる。
宗教×権力×性とか、日本でなかなか買い手がつかなかったのかね…
17世紀に実在したベネデッタは熱心…
信仰と権力、敬虔と背徳、盲信と欺瞞。。。ベルナデッタは聖女かペテン師か。人心を掴むのに長けた魅力的で大胆な女性であったことは確かか。
実際に同性愛で火刑に処された修道女にインスピレーションを受けて…
私にとっては新しいたぐいのサスペンスでした。
ストーリーは大変わかりやすかった。
修道院という舞台が興味を引きます。
そしてベネデッタちゃんはすこしオカルトチックです。
なにより役者さんの身体を張…
まず中世カトリックの世俗化と腐敗。修道女希望者に持参金を要求する。
お金持ちだけが入れるところに,DVから逃れてきた羊飼いの娘が入り込んで話がややこしくなる。信仰がないから,欲求を制御する覚悟はない…
聖母像を削ってディルドにするというキリスト教徒でなくてもドン引きするような行いを平然とやってのけるベネデッタ、彼女が信仰の力を使って男性社会/教会権力に中指を立てる様は何とも痛快だった、131分間ず…
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