メーサーロシュ・マールタ監督特集にて。
ハンガリーのロックバンドが奏でるビート・ミュージックをバックにしたモノクロの青春恋愛映画。当時のハンガリーはまだ共産圏でソ連の影響下にあったようだが、政治的…
音楽も画もずっといい。50年前の映画だけど、新手のミュージックビデオみてるみたいだった。ずっと音楽が鳴ってて映画としての違和感は感じたものの、当時ロックを演奏したり聞いたりすることが制限されてた背景…
>>続きを読むヒロイン・ユリの"少女と女の間"という感じのあどけなさとアンニュイな表情に始終見惚れていた。ユリのセリフが非常に少ないことが、むしろ多くを語っている気がする。鑑賞され、愛玩され、家事を押し付けられる…
>>続きを読むこの作品はなんといっても当時のハンガリー・ロックが前面にフューチャーされていることが映画全体の世界観を形成していると言えるだろう。
撮影当時ハンガリー国内では、ロックが政府から統制される対象の風当…
生きて死んでゆく僕らにせめて素敵な夢を。どことなく幸せになれそうにない結婚が、結婚=女の幸せみたいな構図にアンチテーゼを示しているんでしょうね。とは言え、女のために身を引こうとしたり決定権を女に与え…
>>続きを読む© National Film Institute Hungary - Film Archive