顔面の映画。
ジャンヌ「涙が出ちゃう、だってドライアイなんだもん」
西川きよし師匠バリの見開きに唖然。
しかしながら、完全無音の環境下においては睡眠欲が勝る。
無念。
またいつかどこかでお会いしまし…
顔、顔、顔、思惑、の連続。
美しすぎる無駄のないセット。
上から、下からのカメラワーク。
見上げる、見下ろす。
大衆が走るシーン。
そしてなにより、最後の火刑台のシーン。
彼女を見つめる大衆(=自…
こりゃあ凄い
良いショットのみで構成されている。
シュルレアリスム的のっぺり感がある不思議な画づくりの中で、人の顔面ドアップが生々しく迫る。
基本的に固定で撮られているが(横移動はあれど)、ゆ…
これまでに作られたジャンヌ・ダルク映画の中でも、最も抽象的かつ純粋な映画表現の結晶。
カメラはジャンヌの運命を語るのではなく、その苦悶と信仰が凝縮された顔そのものを通じて、私たちに沈黙と衝撃を突きつ…
審問官とのやり取りを観ているうちは、私にとっては持ち帰れるものが少ない映画かもな…なんて思っていました。が、自分を縛るための縄を自分で拾うところや、民衆が騒ぎ出すあたりでふと思いました。これは内村鑑…
>>続きを読む映画は改めて白黒スタンダードであるとしみじみ感じた。
顔のアップショットの連続。人の顔が表情が眼が何よりもものを語るというのがよく分かる。さらに肌の色といった要素を無くし、白と黒、その間の灰色も含…
(c) 1928 Gaumont