神の声を聞いたと語る19歳の少女ジャンヌを描いた、カール・テオドア・ドライヤーの傑作。実際の裁判記録を基にしていることもあり、19歳の少女が大人たちに追い詰められていく姿が痛々しいほど伝わってくる。…
>>続きを読むドライヤー鑑賞3作目は「裁かるるジャンヌ」。
のっけから顔のアップの連続で緊張感が高い。セリフは一部しか字幕にしないので、表情の演技が繊細で正確。全てのカットが、コントロールされた構図でリズムが持続…
カール・テオドア・ドライヤーがフランスで撮ったサイレント映画。
ジャンヌ・ダルク裁判を描く法廷劇。異端放棄宣誓書への署名が焦点になっている。
様々なカメラアングルによる、登場人物の顔のクローズアップ…
恐怖、驚愕、戸惑い、疑念、悲嘆、信心と救済…ルネ・ファルコネッティの震える瞳に次から次へと映し出される感情が生生しい
私には最後まで「怒り」は見えなかった
一瞬見せた不敵な笑みにぞくり
圧倒的顔力…
大半が顔面のクローズアップなので息が詰まる。英語字幕で視聴したので細部までは理解できなかったが、表情と動きが言語を超えて物語を伝えてくれた。
後半の鳩が飛び立つショットや、戦艦ポチョムキンを思わせる…
カール・テオドア・ドライヤーの代表作。19歳で異端審問にかけられ、火刑に処されたジャンヌ・ダルク。その実際の裁判記録をもとにしたサイレント映画。
顔のクローズアップと大量の会話字幕が高速で切り替わ…
ゴダールの「映画史」から永遠と突きつけられている問い、映画の芸術的可能性とは、物語ながらも言語という制度に対抗しうる可能性というただそこにしかない。
ブレッソンが批判したような表現主義的な方法、あ…
聖性、英雄性を剥ぎ取ったジャンヌ・ダルクを撮った今作はかなり圧迫感のあるものだった。ほぼ全てがクロースアップで撮られる。司祭たちからはありのままの姿ではなく、絶えず目配せをし、まるで仮面を被っている…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
顔、顔、顔、思惑、の連続。
美しすぎる無駄のないセット。
上から、下からのカメラワーク。
見上げる、見下ろす。
大衆が走るシーン。
そしてなにより、最後の火刑台のシーン。
彼女を見つめる大衆(=自…
(c) 1928 Gaumont