裁かるゝジャンヌに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「裁かるゝジャンヌ」に投稿された感想・評価

ゴダールの女と男のいる鋪道にて出てきたから観ました。
白黒無声宗教映画でかなり尻込みしてたけど思ったよりわかりやすかった。

ずいぶん前に『吸血鬼』(1932)は観た。
ざっくりとした歴史知識と美術知識で挑んだ。

冒頭、喧々諤々とした異端審問の評議会場が西洋絵画みたい。ほぼ登場人物のアップで物語は進むけど、引くと構図がキ…

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ひたすらジャンヌの顔が怖い。

宗教観のない僕には全く入り込めないストーリーだった。神の子やらサタンやらどっちでも良くない?と思いながら見てた。

ほぼ100年前の映画!余裕で面白く観れる。すごい!すごすぎる!

無声映画で、切り張りで作られているように見えるのだが、(時代的にも)、ジャンヌの表情・そぶりからは感情が爆発しているように感じる。

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このレビューはネタバレを含みます

昔のキネマ旬報のオールタイム・ベストのランキングにあったため観てみた。

まず、冒頭の説明から、ジャンヌをそれまでの「英雄」や「聖女」像ではなく「一人の女性」として描くというように明言されるが、そこ…

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karin

karinの感想・評価

3.2

ジャンヌが異端の魔女として尋問されて火刑になるまでの記録。実際の裁判の記録をもとにつくられたらしく、サイレント映画でありながらも表情が大きく映し出されるので感情がわかりやすい。ジャンヌが読み書きでき…

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K

Kの感想・評価

4.0

ジャンヌ・ダルクが異端であることの審問から、死ぬところまでの切り取り。

白黒で、セリフはあるもののサイレント。背景には終始悲壮感漂う音楽が流れる。

信仰って怖いなと思う。助けになる時もあれば、足…

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Evans

Evansの感想・評価

3.6

「揚げ足取り」

ジャンヌダルクの裁判を映像化した作品

裁判の名の下に、ジャンヌを貶めていく大人たち。密室で行われた陰湿な行為や、言葉に酷く傷つくジャンヌの痛ましい表情が映し出されていた。

◆自…

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人間

人間の感想・評価

4.0

誰もが知っているジャンヌ・ダルク、彼女の裁判の様子。ここではフランスの英雄ジャンヌではなく、信心深いひとりの女性の生涯が描かれています。以前にゴダールの”女と男のいる舗道”を観た際、本作が引用されて…

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kanekone

kanekoneの感想・評価

4.0
顔の圧と燃え盛るジャンヌのインパクトがすごい。特集上映で観た監督の別作品と共通する要素を感じられて、より興味深く観れた。
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