愛を遂行するのは怖い。
何も纏わず、傷つく覚悟で裸足になって向き合うことの怖さを感じた。
音や画面への作り込みが人物たちの気持ちに入り込ませるし、でもこんな美しい世界を美鳥さんは見えていなくて、で…
このレビューはネタバレを含みます
愛おしくも苦しい映画だった。
ナオミの、平凡な若者からだんだんと狂気を帯びていく過程が細やかに描かれていて、マキのことを殺してしまうのでは、お父さんを刺してしまうのでは、、と後半はヒヤヒヤしながら観…
性癖映画の原液だったなぁ 原液すぎないか?
2人が触れ合うためにはお互いを傷つけなくては自身を保てない。ある種、"男性性"の見方の一つであり生きづらさみたいなところを見出しているのだろうと。
しか…
戯れ合いのようなところから始まった「触れる」という行為が、指の先を通して互いの身体と心を侵食していくさまにこちらまで引きずり込まれそうになった。
どこへだって行けるはずなのに、どこにも行けない二人…
お互いがお互いの身体に触れ合うとき、触れ合った部分が手垢のように、全部身体に記録されて、残っているんじゃないかと思った
足を見ただけで、君って分かったんだ
終始音が本当に良くて、光が本当に綺麗で、…
映画館にて。
「僕は、目に見えるもの、そこに在るものしか信じない(信じれない)」
「無いから(無くなるから)面白いんじゃねえの」
2人の在り方の違いがよくわかる言葉。激しく強く触れることで、確か…
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