スープとイデオロギーに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『スープとイデオロギー』に投稿された感想・評価

ぴ
4.0
思い出せないのか、思い出したくないのか、言いたくないのか、4.3研究所で口を噤むオモニの表情
自分の父親からも何があったのか話を今度ちゃーんと聞いてみよう。

荒井カオルさんが作品にとってすごく良きエッセンス。
隣人
3.3

ドキュメンタリーは、テーマに関して興味や知識を持って臨まないと良さが半減する。少なくとも今回はそうであった。
この監督の前作をみていたらもっと入り込めたのか。
カオルさん? がいろいろと気になる存在…

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もな
3.9

このレビューはネタバレを含みます

自宅で作る参鶏湯スープ、大量の青森大蒜、あんなに入れるんだ。結婚の挨拶に来る娘の彼氏を出迎えるためのスープのレシピ。故郷の味で迎えるオモニの気持ちや、その手仕事の映像には、皺のような不思議な柔らかい…

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うめ
3.9

日本で生まれて日本で育ち

両親の故郷である済州島へ移り

また日本の大阪へ

3人の息子を北朝鮮に送り

末娘を育てながら

夫の政治活動を支える

時代に翻弄されながらも

強く生き抜いた母

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jia
4.0

婚約者のカオルさんが挨拶に来たところから、ずっと涙止まらなかった。
韓国の語学堂で少しだけ習った4.3事件についての映画。
事件について話した途端アルツハイマーが進行してしまい、済州島にきても何も思…

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なぜ北なのかなぜ南ではいけなかったのか自分が当事者だとしても南は選ばないだろうな
1948年という決して遠くはない時代に決して遠くない島で起きたことを知らなかったでは済ませてはいけない
3.8

前2作鑑賞済。北朝鮮に渡った家族との連絡手段もなくなり、父も亡くなって、いよいよ撮る題材がなくなってきたかと思いきや、今作はいままであまりはっきりとスポットを当ててこなかったオモニが主人公に。そもそ…

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etal
4.0

認知症で何を聞かれても反応がない母を連れて済州へ。彼女の内奥に抱えられていた経験が推し量られ行き場の無い辛さが娘の涙となり溢れてくる。
『ディア・ピョンヤン』の頃の明るく、捲し立てるように喋るオモニ…

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Gakuto
3.7

こんなルーツの愛国もあるんだ。勉強になった。韓国の現代史、不適切な言い方をするけど興味が尽きない。旧ユーゴのような人の悲哀を感じる。それにしても、娘の旦那の、本能的に信用できない感じというか、極端に…

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