「ファミリーヒストリー」だった。
戦後、息子たち3人全てを帰国事業でDPRKへ送り出し、毎年DPRKを訪れ、今に至るまで支援を続ける老婆。
なぜ彼女は私財を切り売ってまで、周囲に借金をしてまでDPR…
このレビューはネタバレを含みます
ずっと在日の人はなぜ、日本で問題起こしたり日本に文句言ったりしてるのに韓国に帰らないの?と疑問に思っていたけど、少しずつわかってきた。お母さんが若い頃に経験したことがアニメで表現されていたシーンがと…
>>続きを読むヤン・ヨンヒさんの実父を始め、多くの済州島出身者が韓国に対して微妙な感情を抱く理由でもある、済州4.3事件に関する話。韓国近代史上のタブーとして扱われてきたこの事件。南北分断の最中、共産主義とされた…
>>続きを読む映画って知らない事を沢山教えてくれる。
髪を黒く染め、料理上手でよく喋るオモニが、髪が白くなり自分の娘すらわからなくなり、やっと済州島に来れた時には殆どの記憶をなくしていることが、深く悲しい。
日本…
通勤鑑賞523作目。
「Dear P yongyang」「愛しきソナ」に続く3作目。
1作目オトン、2作目姪っ子、本作はオカン。1作目からその明るさと前向きで存在感があったオカンの過去が語られる…
WOWOW 放送で再観賞。
同じ監督の二本のドキュメンタリーと一本のオートフィクションを見た後なので、更によく理解できた。オモニとアポジの南朝鮮への恨みの深さを再認識。
初見時は全く意識しなかったの…
知るきっかけをもらえた。まだまだ理解が足りないので、疑問に思うことも多い。
ヨンヒ監督の両親は、3人の息子は日本にいるよりも北朝鮮に送った方が幸せになれる、名誉であると信じて疑わなかったのだろう。そ…
ひらがなの"かぞくのくに"もイメージの膨らむ秀逸なタイトルだったが、本作もやはり観る前と、そして観た後とで思考が促される見事なタイトルだ。
「かぞくのくに」では大事な子供を「帰国事業」に送り出した両…
良い作品。しかし監督の日本人のパートナーである荒井氏の姿がどうにも引っかかった。率直に言えば腹が立った。
すごく良い。監督のやりたいこと、問題提起したいこと、どれもすごく良いのに、(やたら自己主張の…
PLACE TO BE, Yang Yonghi