オモニのはなし そして家族のはなし
劇場公開を見逃していた作品、今回ようやく配信にて鑑賞できた。
このドキュメンタリーに登場する人物は朝鮮籍のオモニ、韓国籍の娘、そして日本人の婿である。みなが別…
済州で4.3事件を経験してるだけでなく、日本で出会った旦那さんが北朝鮮の方で、息子を送らなければならない、とか、字面だけでも相当な激しい運命なのだけど、朗らかなお顔で参鶏湯作ってらして、本当に心から…
>>続きを読む監督ヤン・ヨンヒが向き合うのは、戦争と分断を生き抜き、思想という仮面(ペルソナ)で痛みを覆ってきた母だ。
カメラは、作家としての視線と娘としての感情を行き来しながら、感情と理性、記憶と思想を一つの…
やっと鑑賞。
恥ずかしながら、済州島四・三事件のことや朝鮮と日本の関係のことを全く知らないということを突きつけられた機会となりました。とくな途中のアニメーション。すごく分かりやすくて勉強になりました…
済州4.3事件のこともほとんど知らず、事件と朝鮮総連の関係も本作で初めて知った。在日コリアンと聞くとそれが現在で言う韓国籍なのか北朝鮮籍なのかよくわからないなと常々思っていたが、そう単純なものではな…
>>続きを読む朝鮮籍という国籍区分がある。それは、出身地域を表すための、いわば記号的・便宜的なものだ。1948年、朝鮮半島が南と北に分断され、在日コリアンは国籍の選択を迫られた。「조선(朝鮮)」という国がもはや存…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
良かった
済州島はなんかリゾート地的なイメージしかなくて4.3事件のことは初めて知った
北朝鮮の人達は洗脳されているとか、怖いみたいな偏見を抱えていたけど、こういう事件から南への恨みが生まれていたと…
近くて遠い国なんだなと改めて実感
事件の事も全く知らなかった
謎解きのように前半の母の気持が分かって来る
家族ノカタチ
とてもいいドキュメンタリーでした
本人の撮影なので、やや感傷的なのは、やや残…
前作「ディア・ピョンヤン」に続く、ヤン・ヨンヒ監督のドキュメンタリー映画。
前作が父に焦点を当てた作品だったが、今作は母。
なぜ済州島出身の母が北朝鮮の国籍をとり、3人の息子を北に送り込むほど朝鮮総…
北朝鮮に送った3人の兄に何十年も仕送りをしてきた両親だが、日本で育ち、両親が亡くなったあとも生きていく監督視点では理解できない節もあったかもしれない。
これまで泣くことのなかった監督だが、この作品の…
PLACE TO BE, Yang Yonghi