読んでた本でおすすめされてたので鑑賞したが、もう少し韓国軍人にとってのベトナム戦争の記憶が描かれるものだと思ってた(アクトオブキリングみたいな)。
『記憶の戦争』という邦題は「ベトナム人被害者の記憶…
すぐれたドキュメンタリー。
戦争を勝者の視点でも敗者の視点でもなく、そこにずっといたのに声を無視されてきた人の視点から、文書には残らない、でも一生消えない記憶を紐解きながら語るという、イギル・ボラ監…
元軍人のあの気概というか、現役軍人のような血の気の多さにはビビった。犠牲者とその遺族はもちろんだけど、戦争直後は英雄として称えられて、数十年立って犯罪責任を問われる彼らもまた戦争による被害者だと思う…
>>続きを読むどの国、立場であっても、被害者にも加害者にもなり得る。植民地時代や慰安婦問題では被害者である韓国は、同盟軍として参戦したベトナム戦争においては加害者側。
かつて民間人虐殺が行われたベトナムのフォン…
こんな酷い事件があり、それがまだ現在も続いていることを目の当たりにした。
ベトナム戦争中に起こった韓国軍によるベトナム民間人虐殺事件「フォンニィ フォンニャットの虐殺事件」
その生存者である3人…
出町座にて。
ベトナム戦争下において民間ベトナム人に対して韓国軍がおこなったという「フォンニィ・フォンニャットの虐殺」の生存当事者を撮った作品。
『きらめく拍手の音』同様にイギル・ボラが撮る、被写体…
丁寧に掬い取られた悲痛の声たちに、どこまで寄り添えられるか。声を上げた勇気やフラッシュバックによる苦痛を、傾聴し続けられるか。主要な製作陣が皆女性だった理由はとても大きい。
ベトナム戦争で派兵され…
ろう者の両親のもとで育ったイギル・ボラさんは、そのご両親を描いた『きらめく拍手の音』が素敵だった若い映像作家。
それを踏まえて映画館へ。
まず新鮮だったのは、彼女の両親と同じ、ろうの「目撃者」を…
今、帰りの電車の中でパンフレット読みながら、映画「記憶の戦争」を反芻している。少しBGMとかを抜いた方が良いかとも思ったが、まずはこんな重たいテーマを取り上げた製作陣に敬意を表する。
韓国は戦前は被…
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