このレビューはネタバレを含みます
10年前と思えないほどの時代劇みたいな渋さがある。
街の時間の流れをそのまま映したようなテンポで進む3時間弱。
2022年に見るとこういう街があるっていうのと貧困であるっていうのがわかってしまって…
ユーフォーケー先輩はドカタコスプレアルバイトで先輩作業員に連れられて、タイランド居酒屋に行ったり仲間と徒党を組んでブラジリアンイベントに突撃したりと国際色豊かな地元生活に疲弊していく
工事の重機の…
深刻になる一方の不況の中で暮らす日本人、日系ブラジル人、タイ人の話。甲府市が舞台。
妻との関係も仕事も上手くいかない男はタイ人パブに通ううちに「タイに行ったことはないのにタイを懐かしく感じる」と言…
Twitterで仲の良かった映画監督を志してた青年が言っていたことが今ならよくわかる。
富田克也は『バンコクナイツ』でもそうだったが、東京から地方、日本からタイ、をそれぞれ上から目線でステレオタイプ…
【地続きの閉塞感】
地元感を強く残し、リアルに葛藤する人間模様を描く。多様性を強く否定しながらも周囲を受け入れられない不器用な登場人物が哀しさを際立たせる。
抉るような心理描写に息が詰まる良作。
エ…
空族映画ははじめてでしたが、ちょっと自分にはハマらなかった感じです。
荒廃していく地方都市に住む若者や出稼ぎ外国人などの人々の生き苦しい世界が描かれているんだと思われますが、3時間の長尺でも全体的…
空族映画初鑑賞。
まー意外と想像通りの映画だった。
シナリオをコテコテにある作品というよりはちょっとドキュメントっぽさもあるといったところ。
シナリオに関してはかなり微妙だった。
特に可もなく不…
ロクに知らない異国への敵意と憧れ。自分勝手な愛と怒り。その全てが現状からの逃避から生まれている地方都市のヤバさよ。汚れた泥と怪しい水と、ブラジルとタイと甲府のシャッター商店街をスコップでかき混ぜたカ…
>>続きを読むやっと観れたサウダーヂ
でも、気持ちをどこにもっていっていいのか分からず「これは…なんだ…」となってしまった…。私は地方都市の閉塞感と息苦しさ、やる事のなさが嫌いなのでさらに辛い。
そんな気持ちを湧…
長くてビックリしたけどそれは置いといたとして、僕レベルだとこの映画の意味?みたいなものには到達出来なかった感…
ひとまずリーマンショック後の不況の時代背景の中での山梨、土方、ヒップホップ、山王団地…
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