ワース 命の値段の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ワース 命の値段』に投稿された感想・評価

実話だと冒頭に出たので、かなり真剣に観た。
たくさんの人が一度に亡くなったテロ。
その賠償についての話が、それぞれ事情があるご家族ごとに出てくる。
決して戻ることのない失われた生活、でも前に進むため…

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これこれの被害の救済や補償に総額何億円…などという言葉は、大きな事故や災害が起こるたびによく耳にするが、その支払い基準や金額が決まる過程については考えたこともなかった。
亡くなった者も残された者も亡…

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yuichi
3.9
命の価値を計算式で計る弁護士の話。
ケンの変化がはっきりと現れている描写だった。

◆あらすじ◆
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が発生し、多くの人が亡くなった。政府は被害者やその遺族を救済する補償基金プログラムを立ち上げる。敏腕弁護士のケン・ファインバーグはその管理…

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3.8
序盤見て大変な仕事だなーって思ったけど、見終わって極めて困難な仕事だなって思った。

ケンに対する見方も、最初はたまらなくムカついたけど、今はリスペクトしてる、すんごい胆力のいることだ。
もしかしたら算定式を変えるかもと思ったけど、そこは変えずに誠意だけ示していくのがプロだった。ずっと寄り添っていた旦那の死体が他人だったとか、ちょっと耐えらんない
3.5

9.11被害者補償基金プログラムを舞台にしたヒューマンドラマ。ヘッドホンで外界の言葉と他人をシャットアウトしてきた彼が真摯に相手に寄り添い、向き合うようになるまでの話でもある。対話をする上で普遍的な…

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アメリカ同時多発テロの約7,000人の被害者と遺族に補償金を分配すべく奔走した弁護士たちの実話。命に値段をつけるという難題に使命感だけで挑み、苦しみ抜いた主人公の弁護士が本当に凄いと思った。
目立たないけど、間違いなく名作。
答えのない問いを延々と考えさせられるので、好き嫌いは別れると思う。
3.9

命の価値を算出する。行政として統一的な算定方法が必要なことはわかる。個別の事情なんて算定できない。家族の有無、地位による経済的価値、将来性…仮定でしかないしわからない。それを決めないといけない。行政…

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