顔がどでかく映るカットと内装の格調高い赤と白の洗練されたショットが交互に来ることでドラマ自体はそれほどやけど興味は持ち続けられた、でも観てて疲れる…
特にアップになった時にまばたきを全然しないからな…
▶︎2025年:441本目
▶︎視聴:1回目
映画で見た自傷行為でトップクラスで痛々しい場面があった。叫びとささやきが同時に押し寄せてくることもある。長女と三女の喧嘩後の会話、あれはお喋りだったの…
リヴ・ウルマンをパートナーに迎えてからのベルイマン作品をどうも好きになれない。寓話的な映像の中に普遍的な奥深さをたたえていた初期の頃の作品に比べ、『仮面/ペルソナ』あたりから難解路線に大きく方向転換…
>>続きを読む赤い部屋に赤い調度品、そこから浮かび上がる白や黒の衣装。三姉妹と使用人のやりとりが閉塞感に満ちた赤い屋敷で繰り広げられる。
とにかく顔のアップが多い。俳優の顔の雄弁さにかなりを賭けている映画だが、こ…
病気の次女とその姉妹と召使、赤基調の映像の中で静かにじわじわ4人の女性の愛憎やエゴが垣間見えてくるドラマ。
間接的にエゴや醜態が見えてくるのがこんなに生々しく感じるとは思わなかった。
皆がそれぞれ…
作品の全てが理解できたかというと、そうではないと言わざるを得ない。それでも尚、面白い作品だった。イングマール・ベルイマンらしく、人間の深層心理に鋭く迫っている。最後のシーンの亡くなる女性の本音が、物…
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