第11回カンヌ国際映画祭監督賞。
イングマール・ベルイマン監督作。
スウェーデンの巨匠:イングマール・ベルイマン監督による心理ドラマで、3人の妊婦たちの葛藤と行く末を見つめます。
産院の同じ病室…
愛情がなければ産むことは保障されないし、愛情があってもちゃんと産まれてきてくれるとは限らない。妊娠に苦しむ女3人が無機質な病院のドアの向こうで支え合い、監視し、悲劇を目の当たりにする。やっぱりベルイ…
>>続きを読む産院を舞台に、三人の女性が産む生と死。舞台劇は得意なベルイマン。本作は名作『野いちご』の次に作られた。その割に、あまり面白くない。原作者が脚本も手掛けているが、「非現実的で、古臭い」(ベルイマン)。…
>>続きを読む産院に入院している三人の女性のドラマ。閉じられた空間で女性たちが芝居を見せていく、広がりがないので映画としては弱いが舞台劇としてイメージを膨らませるなら上質。女性が抱えているそれぞれの人生と紐づけて…
>>続きを読む【第11回カンヌ映画祭 監督賞他全三冠】
イングマール・ベルイマン監督作品。カンヌ映画祭では監督賞、女優集団演技賞、特別国際賞を受賞した。
産院で同室になった境遇の異なる三人の女を描いた作品。イン…
私の心を占めていたのは、安楽、安全、社会的法則だけでは、子供を産もうとする女たちの諸問題を解決するには十分でないということであった。真の問題は、愛のそれであり、あるいは愛の欠如のそれなのである――イ…
>>続きを読むたまには自分の見たい映画を、と思って選んで見てみました。やっぱベルイマンの映画は強烈! 冒頭、夜遅くに産婦人科に救急で運び込まれた女セシリアは、不安をむき出しにして、本当にこの子がほしいの? と夫に…
>>続きを読むイングマール・ベルイマン 1958年の作品。
英題『Brink of Life(≒ 命の瀬戸際)』
邦題は意味不明です。笑;
産婦人科で偶然同じ病室に入院した三人の女性の心理・葛藤、そして宿した“…
第11回カンヌ映画祭監督賞、4人の女優が同作で揃って女優賞を受賞するという快挙を成した名作ドラマ。『処女の泉』と同じ女流作家ウルラ・イザクソン脚本。
病棟を舞台に「妊娠」と「出産」を巡り、三人の女…