
帰省して戻った日に睡眠不足で見た作だが、追加上映されるというので再見する。現場や画面に被せる既成ポピュラー音楽や、完全に寄り添ったCU図の多さ、半ば主観共有の気になる空間への速いパンと戻し、皆より…
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その牛には確かに命があり彼女には名前もある。けれどその命は人間が支配するシステムの中に完璧に包括されていて、その命と肉体が丁重に扱われるのはそのシステムを上手く回していくために必要なものだからに過…
牛汁まみれの牛ちゃんの日々。
飯以外楽しいことが無さそう。
一戦交えたあとは賢者タイムが訪れるのは人も牛も同じ。
GUNDAがどうしても頭をよぎる。
最期の迎え方(送り方?)は結構大胆。
銃器の利用…
これはすごい。
ただカメラを牛の視点の高さに置いて撮っただけのドキュメンタリーではない。
恐ろしくエモーショナルに家畜の日常が描かれている。
おそらく映画史上、最もロマンチックに牛の交尾を撮った映…
牛は牛だった。2時間見続けても牛。そしてわたしは人間。
「ずっと一緒に暮らしてたけど、やっぱりアイツのことは何ひとつわからなかったな」というような気持ち。別の種族の別の個体だからそれは当然だけれども…
心に残る。
一生考え続ける。
🐄
このルマの牛の一生で、ルマの心のうちにあったものはなんであったか…
輝いていた目が、どんどん失われていく。
食べ物よりも、友達よりも、我が子への愛が取り上げ…
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