東京国際映画祭2025 コンペティション部門にて。
雌鶏が主人公の映画。雌鶏が逃げたり、恋したり、排卵させられたり、自由を求めてなかなか情熱的。顔の表情、演技も素晴らしい。パルムバード🏆を贈りたい…
養鶏場生まれの雌鶏が、檻から逃れて始まる大冒険。
鶏なりのロマンス多角関係から、EU移民問題まで予想外の要素を続々巻き込む展開は意外性あり飽きさせない。
その一方、実写による動物目線の映画が成立…
まず、動物愛護家にはすすめられないw
個人的には、家父長制とか母性とか命とは…みたいなことを考えながら観てたけど、PDさんは別にそこまでは考えてないのかなあ。監督のお話も聞きたかったな。
鶏のロー…
第38回東京国際映画祭 ②
コンペティション部門
『雌鳥』
ギリシャ/ドイツ/ハンガリー映画
アジアン・プレミア上映
@ TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12
上映後Q&A
タナシス・カラタノス(…
人が生き物を眺める時に感情移入しがちであることに対し、この映画はそこを振り切って(?)人間ベースのコンテクストで鶏を物語の主人公に仕立て上げている。鶏の演技力と画の力をもってその点は成功しているか…
面白い作品だなと思いつつ、やはり意識を完全に持たない動物が主人公であることは面白さの限界があるなと感じました。
鶏という動物自体は不思議で、私も鶏を題材にした作品には惹かれてしまいます。例えば空監督…
一羽だけ毛色(羽毛色)の違う雌鳥が出てくるせいか、人間の生活と鶏の考えに実際には何の関係もないはずなのに、妙に思慮深い?哲学的な?鶏に見えてしまって、それは私が勝手に主人公の鶏に(人間の)感情をのせ…
>>続きを読むハンガリー人の監督がギリシャで撮った欧州複数国の共同製作。
雌鶏から見た世界は辛く、切ない。
ギリシャの田舎にある養鶏場で産まれた雌鶏。多くのヒヨコは黄色いだが、彼女は黒い品種。
養鶏場で大きくな…
©Pallas Film 2025 film still by DOP Giorgos Karvelas